• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

「2045年、人工知能は人間を追い越す?」

人工知能ブーム再燃の真実(その3)

2015年2月5日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 今回は、人工知能の進化をめぐる楽観論と悲観論について取り上げてみたいと思います。

 技術的な楽観が、人類にとっての悲観となることがあります。人工知能が人間の知能を追い越して進化するという設定で映画「ターミネーター」では未来世界で機械が人類を抹殺しようとしていました。また、最近の映画「トランセンデンス」では、アップロードされた人格が機械やITインフラを駆使して人間を支配しようとする。つまり、技術的には楽観的になることで人類にとって悲観的な未来を描く向きもあります。天才物理学者のホーキング博士まで、最近、そんな発言をしています。

 もっとも、実際に人工知能の研究開発や応用で苦労してきて、現場の最前線の技術を具体的に知悉している人はどちらかというと正反対の見方、すなわち、人間の素晴らしい能力はそんなに簡単には超えられないから心配には及ばない、と考えてきた人が多いように思います。

 ところが、20年近い沈黙を破って、人工知能研究者自身が超楽観的なストーリーとして、2045年に人工知能の知の総体が人類のそれを追い越し、自らを進化させ、超知能となっていく、といった発言が見られるようになってきました(例えば松尾豊氏の「シンギュラリティを超えないと言うのは、もはや難しいだろう」)。

 これは、検証不能の疑似科学かもしれません。しかし前回の人工知能ブームでも、「10年後の1998年には、人間と同じやり方で自ら学べる機械が出現する」などの予言が一部の書籍に見られたことを思い起こすと、人工知能の「ブーム」が本格化しつつあることの1つの証拠なのかもしれません。

コメント4

「Dr.ノムランのビッグデータ活用のサイエンス」のバックナンバー

一覧

「「2045年、人工知能は人間を追い越す?」」の著者

野村 直之

野村 直之(のむら・なおゆき)

メタデータ株式会社社長

NEC、MIT人工知能研究所、ジャストシステム等を経てメタデータを創業。ビッグデータ分析、ソーシャル活用、機微情報の匿名化ソリューションなどを提供中

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

短期保有者のいいようにさせたら、中長期で保有したいと考えている株主はどうなるのか。

貝沼 由久 ミネベアミツミ社長