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「授業でイスラム国の人質殺害動画」何が不適切か説明できますか?

2015年2月13日(金)

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 小中学校の授業でイスラム国による邦人の人質殺害映像を見せ、学校や教育委員会が不適切だったと謝罪するニュースが相次いでいます。世間からの大きな批判に応えるものですが、どうも特定の教師を責めて終わりにしているような印象です。

 本当にそれでいいのでしょうか?

 複数の教育現場で同じ問題が起きているということは、特異な教師個人の問題で片付けてしまうには安易すぎる気がします。

 入試の時期でもありますので、今回は皆で向き合う問いの形式で、いつものように動画を見ながら考えたいと思います。

 ネット動画はアイデアの宝庫、それでは今週もいってみましょう。

「不適切でした」で片付けた

 ISIL(イスラム国)の邦人人質事件が最悪の結末を迎える中、愛知県名古屋市の小学校、同春日井市の小学校、栃木県さくら市の中学校、三重県大紀町の中学校などでISILが公開した人質殺害映像を授業で児童生徒に見せるといった事件が相次いで起きました。

 これに対する世の中の反応は、「有り得ない」「ケシカラン」といった論調が中心なのですが、今回の注目はむしろ学校や教育委員会の対応コメントです。

  • 「生徒の受け止め方に配慮が足りない不適切な対応だった」(栃木県さくら市教育委)
  • 「不適切だった。テーマ設定はいいが、国内のメディアも報じない残虐な画像を発達段階の子どもたちに見せたのは大きな問題。厳正に対処したい」(名古屋市教育委)
  • 「意図せずではあるが、不適切な指導だった。今後このようなことがないようにするとともに、こどもたちのケアに万全を期す」(愛知県春日井市の教育委)
  • 「不適切だった」(三重県大紀町教育委)

 それぞれ命の問題、報道やメディアリテラシーの問題、ISILの説明、国際問題を考える、など授業で映像を使った目的や、モザイク加工した/していないや動画か画像かの差もあり、状況は少しずつ異なるのですが、「不適切」という表現を使っている点では共通しています。

 皆が同じ言葉を使うのはコミュニケーション的には注意が必要な信号で、こうした場合、改めて冷静に理由を聞いてもはっきりしないことが多いものです。

 だからこそ、改めて「どこが不適切なのか」と問うのは意味があります。

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「「授業でイスラム国の人質殺害動画」何が不適切か説明できますか?」の著者

鶴野 充茂

鶴野 充茂(つるの・みつしげ)

ビーンスター株式会社 代表取締役

コミュニケーションの専門家として幅広く活躍。リーダーに効果的な伝え方をアドバイスするほか、全国規模のPRプロジェクトに携わる。著書は30万部超のベストセラー「頭のいい説明すぐできるコツ」など二十数冊。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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