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退職者にもヒヤリング、課題を洗い出し女性活躍進める

物語コーポレーション 加治幸夫社長インタビュー

2015年2月19日(木)

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 少子高齢化で若年層が減る中で、働き手を確保することが企業の命題となっている。外食産業は長時間労働や休日が取りにくいなど、「ブラック企業」のイメージがある。その業界にありながら、労働環境改善や女性活躍推進に一歩踏み出した企業がある。「焼肉きんぐ」や「丸源ラーメン」を全国展開、2011年東証一部上場、九期連続で増収増益を続ける物語コーポレーションだ。代表取締役社長・COOの加治幸夫氏に話を伺った。

(インタビューアー/麓幸子=日経BPヒット総合研究所長・執行役員、
文・構成/西尾英子)

物語コーポレーションで、女性活躍の取り組みをスタートさせたきっかけを教えてください。

加治氏(以下、加治):我々の商売は、ファミリー層をターゲットにしています。つまり、店選びの決定権を握っているのは、お母さんである女性たちです。それなのに、私が3年半前にこの会社に来た時には、幹部も開発部署も男性ばかり。意思決定層に女性がいないから、商品や店について話し合う時にも、「女性の好みって多分こんな感じだよね」と手探りで進めているような状態でした。このままではいけない、どうすれば女性が活躍できる環境を作れるのだろうかと思ったんですね。

 いろいろ試行錯誤するなかで、女性たちがやりがいや目標を持てる職場を作ることで、仕事の価値が変わってくるのだという気づきを得ました。そして、本格的に施策を打ち始めたのが、2013年の11月頃です。

加治幸夫(かじ・ゆきお)氏
物語コーポレーション代表取締役社長・COO
1976年コックドール入社。以後、中島コーポレーション、WDI、グリーンハウスフーズなど、飲食業界で一貫して営業畑と開発畑を歩く。2011年4月物語コーポレーション入社、執行役員。同年7月、物語香港有限公司董事(現任) 、同年9月物語コーポレーション代表取締役社長・執行役員社長・COO(現任)。同11月、物語(上海)企業管理有限公司董事(現任)

それから1年3カ月が経ちました。どんな変化があったのでしょうか。

加治:それまで女性店長は何人もいたものの、その上のエリアマネジャーは1人もいなかったので、私たちとしても、女性エリアマネジャーを育てることをひとつの目標にしてきました。そして、ようやく昨年11月に1人誕生させることができました。新卒で入社し、お好み焼き店の店長を経て、我が社の教育機関である物語アカデミーで教育部門をずっと担当していた31歳の女性です。

 今回、彼女には、東北から埼玉までの10店舗ほどを統括するエリアマネジャーとして活躍してもらうことになりました。店長時代も優秀店舗賞などを取っていて非常にやる気がある女性で、私たちも大いに期待をしています。ほかにも、ジョブローテーションで女性の本社登用を増やすなど、リーダーとして成長実感しながら活躍できる環境づくりを着実に進めている最中です。

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「退職者にもヒヤリング、課題を洗い出し女性活躍進める」の著者

麓 幸子

麓 幸子(ふもと・さちこ)

日経BPヒット総研所長・執行役員

1962年秋田県生まれ。1984年筑波大学卒業。同年日経BP社入社。2011年12月まで5年間日経ウーマン編集長。2012年よりビズライフ局長に就任、日経ウーマンや日経ヘルスなどの媒体の発行人となる。2014年より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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