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「外国人メイドなしは考えられない」香港の子育て環境

外国人家事労働者、日本への受け入れに3つの障壁

2015年2月18日(水)

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香港島・中環(セントラル)で、高層ビル群をつなぐ回廊を埋め尽くすフィリピン人の家事労働者

 国境を越えて見る光景は、その地で暮らす人々にとっては当たり前のものであっても、不慣れな来訪者には驚きをもって迎え入れられる。今年1月から香港に赴任し、まさにその光景に出くわした。

 場所は香港島の経済の中心地である中環(セントラル)。金融機関の多くが拠点を構え、高級なブティックが立ち並ぶこの地は、東京でいう丸の内エリアのようなものだ。昨秋に香港の大学生が行政長官の選挙制度改革を訴えて道路を占拠した場所としても記憶に新しい。

階段は人が歩くのが困難に……

 その中心街が、日曜ともなると異国の女性たちに「占拠」される。占拠というと大げさだが、一見すると誤解してしまうほどの混雑ぶりだ。高層ビル群をつなぐ回廊に段ボールを敷き、座り込んで食事をしたり、談笑したりする光景が広がる。

 彼女たちはホームレスではない。その多くがフィリピン人で、家事労働者としてのビザを得て、香港にやってきている。香港では家事労働者を阿媽(アマ)と呼び、住み込みで働く人も多い。

 彼女たちにとって、日曜日と祝日は唯一の休日となる。とはいえ、日曜日は雇い主にとっても休日である場合が多い。家族とゆったり家で過ごす際には、彼女たちは家から出されてしまうケースもある。あるいは、同郷の仲間と共に休日を過ごすために町で集まるのだ。

 中環の銀行は自国に送金する人や両替を希望する彼女たちであふれかえる。そして、お金をかけずに時間を過ごすために集まって談笑したりトランプゲームをしたりする。

銀行や両替所には送金や両替のために長蛇の列ができる

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「「外国人メイドなしは考えられない」香港の子育て環境」の著者

白壁 達久

白壁 達久(しらかべ・たつひさ)

日経ビジネス記者

2002年関西大学経済学部卒業後、日経BP社に入社。日経ビジネス、日経ビジネスアソシエを経て、2015年から香港支局長としてアジア全体をカバーする。2016年8月から日経ビジネス記者に。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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