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創業6年目で、社員が1人も辞めてないシステム会社が足立区にあった

オレンジアーチ 本山功社長に聞く(上)

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2015年3月3日(火)

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 東京・足立区に不思議なIT会社がある。社員の定着率が低いというイメージが付きまとうIT産業において、100名あまりの社員の99%はエンジニアで、しかも創業から5年半で誰一人として辞めていない。社員がそろって温泉旅行に行き、花見や暑気払いに集い、はたまた社長と一緒にマラソンを走るーー。ソフトやシステムの開発などを展開する「オレンジアーチ」の秘密を、創業者である本山功社長に聞いた。

 考え出した技術は、すべて自分たちの手で形にできる――。

 経営者として、また1人のシステムエンジニア(SE)として、私は強くそう信じています。だからこそ、人々の暮らしがより便利になったり、困っている人のさらなる助けになったりするような新しい技術開発にこれまで挑戦し続けてきました。また、この挑戦をこれからも諦めることはありません。

「一芸一能」社員を育てる

 ITには無限の可能性があります。「一芸一能」の理念を掲げるオレンジアーチは、何か1つは誰にも負けないと言えるような、突出した技術を持つスペシャリストの集団です。

 まず、オレンジアーチの概要を説明します。現在の事業の柱は大きく3つあり、「情報システムのコンサルタント」「画像解析ソフトウェアの開発」「受託ソフトウェアの開発」です。

 まず、コンサルタント機能について説明しましょう。これは、システムを運用している現場や開発している企業などにオレンジアーチがエンジニアを常駐させて、プロジェクトの効率化を推し進めるというものです。

本山功(もとやま・いさお)社長
1968年新潟県生まれ。大手ソフトウェア開発会社を経て2008年に独立し、東京足立区で「オレンジアーチ」を創業した。フルマラソンでは3時間を切るほどのランナーでもある(写真:陶山勉)

 ITにあまり馴染みのない方には少し分かりにくい業務かもしれませんが、主に官公庁や金融機関などが使用するインフラシステムを構築し、業務の効率化を図るコンサルタント業務を行っています。例えば当社が拠点を置く足立区には中小企業向けの融資案件などを相談する部署があり、そこで使用する業務システムなどを担当しています。既存システムに対して改善を施すこともあれば、新たなシステムを構築することで業務の効率化を図ることもあります。そこで働いている人やそのシステムを使用する人の手間をいかに省くことができるかを命題に、現状を細かく分析し、対策を打っていきます。

 当社の最大の強みは「問題解決へのディレクション力」にあります。一般に月に1000人のSEが必要なプロジェクトがあったとすると、お客様から求められることは、まず人材を集めることです。ただ物を作るだけのエンジニアであれば、基本的には1人で1人分のパフォーマンスしか発揮できないことがほとんどです。しかし、私たちは一人ひとりが、エンジニアでありながらディレクターとしての能力にも長けています。基本的には1人で顧客のチームに入り、課題解決から1000人規模のチームのコントロールまでをしていきます。

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