• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

打ち込める趣味を持つ社員が長続きする

オレンジアーチ 本山功社長に聞く(下)

  • 日経トップリーダー

バックナンバー

2015年3月5日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

社員が辞めないIT企業、オレンジアーチでは、採用からこだわりを見せる。しっかりと趣味をもった人材でなければ、エンジニアとして長続きしないという。そのうえ、顧客企業に出向する同社の社員を孤独にしない取り組みを続けている(前回の記事はこちらをご覧ください)。

ランニングの専門誌から取材を受けたこともある本山社長(写真:陶山勉)

 創業から5年半あまりの間に、退職した社員は1人もいません。この話をすると驚かれることが多いのですが、自分では特別なことは何もしていないと思っています。
 採用面接で意識して見ているのは好奇心を持って新しいことにチャレンジできるかどうか、そして必ず聞くのは「打ち込める趣味を持っているか」です。基本的に私たちの仕事はプログラムをつくり始めたら一日中パソコンに向かうようなことが多く、時に残業で遅くなることもあります。

 それでへとへとになって家に帰って、休日には疲れて寝ている、というような人は長く働き続けられないでしょう。どれだけ疲れていても、休日は仕事と完全に離れて、好きな趣味でリフレッシュしてまた月曜日から仕事に打ち込む、とメリハリをつけて働くことで、定年になるまでエンジニアでいられるのだと思います。

 私自身はもともと旅行が好きだったのですが、この数年ではマラソンを始めました。旅行を兼ねて全国のマラソン大会に出場することが最大のストレス発散になっています。2013年は、フルマラソンで念願の3時間切りを果たすことができました。

 ほとんどの社員がお客様のオフィスに常駐して働いているため、全員が社内で顔を合わせることはほとんどありません。だからこそ、私は社員同士の「横のつながり」を非常に大事にしています。半期に一度の事業説明会の他に、新人歓迎会、花見、忘年会、新年会、暑気払いなどのイベントは毎年必ず行っています。2013年からは自分の趣味でもありますが、東京・台場で開催される「NIPPON ITチャリティ駅伝」にスポンサーとして協賛し、社員と一緒に汗を流して走っています。

 さらに、年に1回は全員で社員旅行に行きます。1回目は静岡県の焼津、2013年は山梨県の石和温泉に行きました。いわゆる典型的な昔ながらの社員旅行ですが、これが行ってみるとかなり楽しくて、今後も恒例行事にしていくつもりです。

 最初は事業説明会の後に食事会という形で始めたのですが、テーブルがそれぞれに分かれていて全員と触れ合えず、何だか格好をつけたまま終わる感じになり、いま一歩、親密度が高まりませんでした。

 それで、みんなで泊まって宴会場で一緒に飲んで騒ぐという旅行を思い付いたのです。私はそんなにお酒は強くないのですが、この場ではいつも以上に飲みます。私もそこでは乱れるくらいの方が打ち解けて楽しい場になります。「本当に行くんですか?」と少し面倒くさそうだった社員たちも、帰りのバスの中では「来年、どこに行きましょう?」と嬉しそうに話しています。

年に1回は社員がそろって旅行に行く。「普段は別の会社に常駐している社員同士の横のつながりを強めたい」と本山社長は言う

コメント1

「日本人の生き方を変える起業家たち」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

機械を売るんじゃなくて、電気が欲しい方に電気が起きる装置をソフトも含めて売るビジネスをしていこうと。

田中 孝雄 三井造船社長