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「認認介護」時代に光る、人型ロボットの可能性

認知症治療に一番効く“クスリ”

2015年3月4日(水)

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 「認認(ニンニン)介護」の時代――。

 厚生労働省は1月、2025年に認知症の患者数が700万人に達するとの予測を発表した。65歳以上の5人に1人が認知症になる、という計算だ。高齢化が年々進行する日本では、認知症の患者数増加は今や大きな社会問題の一つ。高齢者同士が互いに介護し合う「老老(ロウロウ)」介護が日常的になるなか、夫婦2人がどちらも認知症になり、お互いで介護し合う「認認(ニンニン)介護」も増えているという。本人や家族には、精神的・経済的な負担が重くのしかかる。

 大学や製薬メーカーの研究室では、治療薬の開発が急ピッチで進められているが、現時点で認知症に根本的な治療薬はない。

 そんな中、認知症の進行を遅らせる一つの“治療薬”として、ロボットが注目されている。

ロボット用アプリ大会で最優秀賞

 昨年ソフトバンクが発表した人型ロボット「ペッパー」。同社のCMに登場しているほか、都内のソフトバンクショップにも接客用に置かれているため見たことがある読者も多いだろう。話しかけると、「こんにちは、僕はペッパーです。今日は何しに来たの?」と陽気に答えてくれる。

 このペッパーが認知症の進行防止に役立つ日が来るかもしれないのだ。

 ソフトバンクロボティクスは2月下旬、ペッパー向けのアプリケーション開発コンテスト「Pepper App challenge 2015」を開催した。インターネットにつながるペッパーの最大の特徴は、好きなアプリをダウンロードしてロボットの用途を変えることができる点。アプリによって、ただのおしゃべりロボットが実用性を持つことができる。

2月下旬に開催したソフトバンクロボティクス主催の「Pepper App challenge 2015」

 開発コンテストでは、決勝に進出した10作品が登場した。ペッパーがマジックショーをするアプリや、ペッパーと一緒に写真が撮れる自分撮りアプリなど、エンターテインメント性の高いアプリが目立つなか、最優秀賞を獲得したのは「プロジェクトチーム・ディメンティア」の「ニンニンPepper」。ペッパーを認知症のサポートロボットに変えるアプリだ。

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「「認認介護」時代に光る、人型ロボットの可能性」の著者

齊藤 美保

齊藤 美保(さいとう・みほ)

日経ビジネス記者

2011年中央大学法学部卒業。同年、日本経済新聞社に入社。産業部にて電機、IT、自動車業界を担当した後に、2014年3月から日経ビジネス編集部に出向。精密業界を中心に製造業全般を担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官