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社長がベトナムを訪れたら旅行代理店がソフト開発会社になった

エボラブル アジア 吉村英毅社長に聞く(上)

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2015年3月10日(火)

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オンライン旅行代理店の将来性に目を向け「旅キャピタル」を国内5位にまで育て上げた吉村英毅社長。2011年に自社サイトの開発拠点を探すために訪れたベトナム、ホーチミンで、新たな事業としてオフショアのソフトウェア開発の将来性を見出した。そこで大胆に事業を転換し、社名を「エボラブル アジア」に変更し現地で日系最大手となっている。日本の開発者の働き方を変えていくことになるかもしれない。

 ベトナム東南部に位置するホーチミン市は、東南アジアでも有数の経済都市です。人口はおよそ700万人、ベトナムのGDP(国内総生産)の20%を占めるといわれ、日本企業も数多く進出しています。常夏のこの街に、私が初めて訪れたのは、2011年7月のことでした。

ベトナムのオフショア開発で日系最大手

 今でも月に1度はベトナムを訪問しますが、この2年間でも随分と街の景色は変わったと感じます。正に現在のベトナムは発展途上にあり、多くの可能性を秘めています。この国で、我々は約300人のシステムエンジニア(SE)を擁し、ソフトウェアなどのオフショア開発事業を行っています。日本企業からシステム開発の委託を受け、現地で当社が採用したエンジニアが開発を担うビジネスモデルです。300人という規模は東南アジアの日系向けのオフショア開発としては、最大手と自負しています。

 実は、このビジネスに参入したのは、自社のニーズを満たすためでした。2年前、当社の主要な事業だったオンライン旅行業のサイトを自社開発するために、ホーチミンに拠点を開設しました。オンライン旅行業には改善を重ねなければならないシステムタスクが多数あります。それまでは国内で自社のエンジニアチームによって対応していたのですが、スピードをもっと引き上げる必要に迫られました。しかし、日本でエンジニアの数を2倍、3倍と増やすと、コスト面でかなり難しい。そこで、ホーチミンに拠点を開設することを選択しました。

吉村英毅(よしむら・ひでき)社長
1982年生まれ。東京大学在学中に起業を経験。卒業後の2007年に「旅キャピタル」を創業し、社長に就任。13年に社名を「エボラブル アジア」に変更した(写真:陶山勉)

 ホーチミンでの自社開発を1年ほど続けた頃でしょうか、当初の予想以上に現地のエンジニアのクオリティーが高いことに驚かされるようになりました。そこに、私は次なる可能性を見出したのです。この技術力なら自社開発だけでなく、他社からの開発案件を受託することもできるのではないかと考えたのです。

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