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自社で成功したノウハウを生かしたら大ヒット

エボラブル アジア 吉村英毅社長に聞く(中)

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2015年3月11日(水)

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オンライン旅行代理店から業態転換を狙い、ベトナムに拠点を設けてオフショアでのソフトウェア開発に乗り出した「エボラブル アジア」。そこで導入したのは、現地人スタッフをプロジェクトごとに専任で雇用する「ラボ型」開発だ。ヤル気のあるメンバーを集めやすく、しかも、開発コストを抑えることができるなどの魅力で、このところ注目を集めている。その特徴などを吉村英毅社長に聞いた(前回の記事はこちらを)。

 オンライン旅行業における自社開発の仕組みをそのまま当てはめて生まれたのが、ラボ型モデルです。その利点は大きく2つあります。

「ラボ型モデル」のメリットは

 1つは、クライアントの思い通りのシステム開発ができるということです。システム開発を外注した場合、どこかで機能が抜けていたり、コンセプトが若干ずれていたり、最終的に望んだシステムと違うものが出来上がってしまうことがあります。

自社ホームページの開発で「ラボ型」のモデルを見出したという吉村社長(写真:陶山勉)

 しかし、当社のラボ型モデルであれば、クライアントの要望をよく理解したメンバーに対して直接指示を出せるため、開発内容や進捗をしっかりとコントロールすることができます。実は、一般的にはオフショア開発で「100人/月」という条件で受注しても、その100人の中には別の仕事を兼務する人がいることも多いといわれています。オフショアに限らず、システム開発では委託先のダブルアサイン、トリプルアサインということがよく起こります。しかし当社の場合は完全に専属で、そのチームに対して1から10まですべて指示ができる。自分の社員と同じ感覚で常に同じ相手に指示ができるため、思った通りに開発を進めやすいのです。

 2つ目は価格面です。通常、日本で外部からエンジニアの派遣を受けると、1人当たり月に80万円くらい、自社で雇用すると保険などを含め60万円くらい必要になります。しかしオフショアの場合、中国で35万~50万円程度、東南アジアで30万円くらいです。東南アジアのローカルの安価なところで25万円程度だといわれています。それを当社は20万円程度から提供しています。他のオフショア企業の7掛けくらいの価格設定をしているのです。

 なぜそれが可能なのかというと、ラボ型はモデル上、稼働率が常にほぼ100%だからです。

 間接部門などを除けば、クライアントに対して100%請求が発生している要員なのです。一般的なモデルでは業務量に波があるので、非稼働となっている要員の分も、料金を請求しなければならないという状況が起こりやすい。

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