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10年後に残る仕事、消える仕事

働き方の未来についての身も蓋もない結論

2015年3月19日(木)

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ハフィントン・ポスト編集長のアリアナ・ハフィントン氏が英ロンドンで開催したイベント「Future of Work」。著名な経営者や学者が多く参加した

 果たして自分の仕事は10年後も残っているだろうか。こんな、漠然とした疑問を抱いて久しくなる。

 周知の通り、筆者が身を置くマスメディア産業は、情報技術の進化によって事業環境が激変している業界の1つである。インターネットという“破壊的イノベーション”は、情報配信の手段のみならず、既存メディアのビジネスモデルを大きく揺さぶり、今なおその変化は過渡期にある。

 現場の記者に求められるスキルや能力も変わった。質の高い記事を執筆することは無論重要だが、それだけでなく、動画や音声といった表現手段が求められている。出稿した記事を単にアウトプットするだけでなく、その後いかに読んでもらうかという“マーケティング”も記事執筆と同程度に重要になっている。情報技術が旧来のメディアビジネスの枠組みを破壊し、新たな秩序が生まれつつある中で、現場の記者一人ひとりがメディアの付加価値とは何かを考え直す必要がある。そんなことを、数年前から意識するようになった。

 では、具体的に記者の仕事はどう変わるのか。その辺りの筆者の考えを、4年前に1度、記者の眼で書いたことがある。端的に言えば、ネットの時代には、読者のメディアに対する付加価値の感じ方が変わっていくということだ。記事の内容はもちろん、その配信方法やコミュニケーションも含めて価値が決定される。いくら素晴らしい記事でも、それを配信しているアプリの使い勝手が悪くては、記事の価値は半減以下になる。

 だから、記者の仕事は単に記事を書く仕事では終わらない。現在の販売部門や広告部門の担っている領域まで、記事制作から読者に届くまでの全てのプロセスに関わる意識を持つ必要がある。そして、記事しか書けない記者は急激にその付加価値を失っていく――。そんな内容だったと思う。

 あれから4年が経ち、筆者の考え方は基本的に変わっていない。だが、先日ロンドンで開かれたイベントで、再び自分の仕事の未来について再考する機会があった。

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「10年後に残る仕事、消える仕事」の著者

蛯谷敏

蛯谷敏(えびたに・さとし)

日経ビジネス記者

日経コミュニケーション編集を経て、2006年から日経ビジネス記者。2012年9月から2014年3月まで日経ビジネスDigital編集長。2014年4月よりロンドン支局長。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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