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事業を選ぶ基準は「成長性」「独自性」そして「ハッピー」

第3回:365日かけてサンフランシスコで決めた事業モデル

2015年3月30日(月)

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実名型の飲食店評価サイト「Retty」を生み出した武田和也社長は、自分が起業する分野を探すためにアメリカにリサーチに出かけた。一生かけて登る山を、1年間かけて見つけようというのだ。そこで、目にしたのはスマートフォンの急増と実名型SNSの台頭だった(前回の記事はこちらをご覧ください)。

独立前から、時間を投資するという感覚を持つ

 こんにちは。Rettyの武田和也です。

 今回は、僕がなぜ実名投稿型グルメサイトで起業すると決めたかをお話しします。

 2010年、僕はサンフランシスコにいました。目的はずばり、起業のため。何の分野で起業するかを決めるために海を渡りました。

 僕の尊敬する孫正義さんの言葉に「どの山に登るかで、人生の半分が決まる」というものがあります。まさにどの山を登るか、どの頂上を目指すのかを、起業家が多く集まる街でリサーチし、考え、決めたかったのです。

35年を有意義に生きるための投資

 そのための期間は1年間。

 当時20代半ばだった僕が60歳まで働くとして、残り約35年。日にちに換算すると約1万3000日です。その約1万3000日間のうち、山選びに割く365日は、残りの1万2635日を有効に生きるための投資だと考えていました。

 しかし、周りからは「何しに行くの?」「日本国内じゃダメなの?」と散々聞かれましたし、それに対してうまく答えられませんでした。でも、結果として、僕はそのときアメリカに行き、1年間暮らしたことで、Rettyのモデルが、登るべき山だという手応えを得られました。あのときの体験があるから、今のRettyがあります。

 サンフランシスコでは、シャワーが共同の狭いアパートで暮らしながら、アメリカではどんなITサービスが、どんな理由で支持されているのかを徹底的に調べました。ファッション、人材、IT、それからもちろん、食。思いつく限りの業界を調べました。

 そこで得られた結論は、スマートフォンと実名SNSがインフラとして急速に普及するということ、そして、どんな領域であっても、この2つの普及により、それまでのビジネスモデルが変わるということでした。新しいインターネット時代の到来です。

 だから、スマホと実名SNSを使った何かで起業することはすんなり決まりました。あとはその“何か”を決めるだけです。

判断基準は「成長性」「独自性」「ハッピー」

 僕は3つの観点で、その“何か”を絞り込もうとしました。

 まず、市場規模が十分に大きく、成長が期待できること。前回お話ししたとおり、ボランティア感覚では儲からないし、スケールしないのは身に染みていたので、この観点を抜かすわけにはいきません。

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「事業を選ぶ基準は「成長性」「独自性」そして「ハッピー」」の著者

武田和也

武田和也(たけだ・かずや)

Retty代表取締役社長

1983年愛媛県生まれ。地元の高校を卒業後、青山学院大学に進む。大学時代のインド旅行をきっかけに、明確に起業家を志す。その後、インターン先の社長に提案してECサイトを立ち上げるなどして過ごす。2011年に「Retty株式会社」を設立し社長に就任。現在に至る。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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