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誰でもできるが誰にもできない

グッゲンハイム美術館で河原温の回顧展が開催

2015年4月1日(水)

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 ニューヨーク四大美術館のひとつに数えられるグッゲンハイム美術館。セントラルパークに面したフランク・ロイド・ライトが建築した有名な渦巻き状の建物から、ここ最近、不気味な声が外に響いているという。

 建物に近づくと、確かに奇妙な声がする。

 紀元前180024年……、紀元前180025年……、紀元前180026年……、紀元前180027年……

 誰かが太古の西暦の年号を黙々と呟いているのだ。

延々と読み上げられる年号

 これはもちろん怪奇現象ではない、実は有名な美術作品である。その名も「One Million Years(百万年)」という作品だ。

 西暦1969年から紀元前998031年まで過去に年号を遡るシリーズと、西暦1993年から西暦1001992年まで未来の年号を読み上げるシリーズの2種類がある。年号はルーズリーフに百万年分すべて記載され、美術館の職員が美術館の開館から閉館までひたすら丁寧に年号を読み上げている。

 個展が開催されている3カ月間の日曜、水曜、金曜には、他の作品の展示と合わせて、この年号の読み上げが延々と行われる。

グッゲンハイム美術館で年号を読み上げる美術館職員(提供:グッゲンハイム美術館、以下同)

 世界の美術の近代・現代の歴史において、極めて優れた芸術家を選んで個展を行うこの美術館で、今年2月6日から5月3日まで、日本のとある芸術家の回顧展が開催されている。その芸術家の名前は河原温(カワラオン)、彼は世界的に最も成功した日本人芸術家の1人である。

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「誰でもできるが誰にもできない」の著者

長野 光

長野 光(ながの・ひかる)

日経ビジネスニューヨーク支局記者

2008年米ラトガース大学卒業、専攻は美術。ニューヨークで芸術家のアシスタント、日系テレビ番組の制作会社などを経て、2014年日経BPニューヨーク支局に現地採用スタッフとして入社。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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