• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

ラオスに学校を建てるって本気?

第2回:「創立者(ファウンダー)」になろう!

2015年4月3日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

ラオスに足を踏み入れた東京都杉並区立和田中学校の元校長・藤原和博さんは、現地で小学校を建設しているNGOの活動に目を見張った。1校の建設にかかる費用は約500万円。このところ、個人で資金提供を申し出る日本人が続々と増えているというからだ(前回の記事はこちらを、著者の最近の活動についてはこちらをご覧ください)。

 3月4日から5日間、ラオスにおける谷川洋さん(アジア教育友好協会、AEFA理事長)たちの活動をつぶさに追いながら、私は、日本人がアジアでできる最高の貢献策を見つけた。教育分野での貢献であり、それがひいては、軍拡ではない方法で、アジアの平和に対する最大の貢献にもなるだろう。

 だから、私自身の後半の人生の半分を投入する覚悟を持つことにもつながった。

 谷川さんのAEFAでの活動を一言でキャッチフレーズ的に語れば、「ラオスとベトナムに、この10年間で190校の学校を建てた男」ということになる。

にわかに増えてきた個人の出資者

 1校当たり500万円前後の資金がいるが、100校は日本財団が推進し、このプログラムは終了した。そして最近、にわかに増えてきたのが個人の出資者だ。

 この物語を通じて伝えたいのは、読者よ、あなたも「学校の創立者(ファウンダー)」になれるという、驚くべき事実だ。日本には、ある私立校を30億円で買い取って教師を入れ替え、好きなように改造した剛毅な起業家もいたが、途上国の村の学校なら、その0.1%の300万円から600万円の資金でできる。

村人たちが手作りで建てた校舎は激しい風雨にさらされて10年たたずに傷んでしまう。とくに壁の木材がシロアリにやられるのだ。教室に灯りはない。それでも子どもたちは真剣に学ぶ。一言も聞き逃すまいとするかのように

 あなたには、ファウンダーとしての名誉が与えられ、名前が校舎に刻まれる。あの、昔日本の小学校のどこにもあった二宮金次郎の像のように、信仰の対象になるかもしれない。村人たちの感謝は素朴だが、そこには日本が失った、あの懐かしい光景が広がっている。あなたは、そこで「懐かしい人」になれるのだ。

コメント0

「藤原和博の「学校をつくろう! in ラオス」」のバックナンバー

一覧

「ラオスに学校を建てるって本気?」の著者

藤原 和博

藤原 和博(ふじはら・かずひろ)

教育改革実践家

リクルートの敏腕営業担当から、都内で初めての民間出身の公立中学校の校長に転じた。斬新な手法で地域を挙げての教育体制を整え、校長退職後は全国にその手法を伝えている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック