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「このビル、さっきの地震で崩れない?」がすぐ分かる

日本生命が導入、ビル別被災判定システムq-Navigator(1)

2015年4月16日(木)

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 「耐震基準を満たしているから大丈夫」とだけ説明されても、大地震発生時にはやっぱり「今、この建物は安心か」が知りたいもの。そこで建物に地震計などの機器を設置し、短時間で被災度を割り出すシステム『q-Navigator』が開発された。保険業界でリスク管理の経験を積んだ日本生命保険相互会社の不動産部では、ビルオーナーとしての「武器」と捉えているという。その現場を訪ねた。

 地下鉄・日比谷線の神谷町駅近く、虎の門の一画にあるオフィスビル。夕方の帰宅ラッシュもひと波が過ぎた日暮れ時、チームぶら防が訪れたのは、生命保険業界の最大手、日本生命保険相互会社(以下、日本生命)が所有するニッセイ虎ノ門ビルだ。

 “防災の鬼”防災・危機管理ジャーナリストの渡辺実氏は、心なしかウキウキして見える。

 「今回は、僕のもともとの専門領域である建築、その構造に関わる最新の話題を紹介したいんだ」

 あれ、でも渡辺さん、ここは生命保険の会社じゃないんですか?

 「そうだよ、水原くん。ここは日本生命の支社が入っているビルだ。日本生命以外のテナントも入っているし、さらに上層階には個人が住居として使用するマンション部分もあるそうだよ」

 日本生命がオーナーとして運営するマンション一体型のテナントビルということですか。でも、防災とはどんな関係が……?

 「実は、このビルには、日本の高層ビルのオーナーとテナントの関係を大きく変えるかもしれない、一歩進んだ工夫がなされているんだ。大地震が発生したあと、高層ビルにいる人々にとって重要な情報って、何だと思う?」

 大地震が発生した「あと」、ですか。うーん、一番は「このビルに留まっていても大丈夫か」ということでしょうか? 上層階にいる人々は、逃げるにしても早く動きだす必要があるでしょうし。

 「そうだね。でも考えてごらん、今現在、地震発生直後に一般の人々が受け取れる情報というのは緊急地震速報くらいのものだよね。テレビやラジオ、ネットで震度の情報などが取れても、『今、このビルは大丈夫か』という問いには答えられない。

 その疑問に少しでも答えを出していこうというのが、今日取材する取り組みなんだ。さあ、話を聞いてみようじゃないか」

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「「このビル、さっきの地震で崩れない?」がすぐ分かる」の著者

渡辺 実

渡辺 実(わたなべ・みのる)

防災・危機管理ジャーナリスト

株式会社まちづくり計画研究所代表取締役所長、日本災害情報学会理事、NPO法人日本災害情報サポートネットワーク理事長。国内外の災害現場からジャーナリスティックな提言を行う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

水原 央

水原 央(みずはら・よう)

ライター/劇作家

東京大学理学部数学科卒業後、ライター、劇作家、ラジオ・パーソナリティとして活動する変わり種。現在は科学の知識を活かして地震や防災の問題をわかりやすく伝える記事を志し、奮闘中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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