• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

プロ野球参入・公取委立ち入り、DeNA春田氏が明かす舞台裏

「二人羽織経営」の内幕(前編)

2015年4月16日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 ディー・エヌ・エー(DeNA)の門を1999年に叩いた春田真氏は、以降、南場氏の右腕として「黒子」となり経営を支えた。南場氏曰く「二人羽織経営」。創業期の金策から上場、グリーや楽天との確執、公正取引委員会の立ち入り検査、プロ野球参入……。常に重要な局面の中心に春田氏はいた。その内幕は長年、表沙汰になることはなかったが、6月の退任を前に口を開いた。
 今年4月、春田氏は初の自伝「黒子の流儀 DeNA 不格好経営の舞台裏」を上梓。球団オーナーを務めるプロ野球参入の裏話も含め、堰を切ったように二人羽織経営の舞台裏を明かしている。なぜ今、本を出したのか。何を伝えたかったのか。インタビューでさらなる裏話を披瀝した。

今年6月にDeNA会長と球団オーナーを退任する春田真氏(撮影:的野弘路、以下同)

 住友銀行(当時)を辞め、マンションの1室に居を構える名もないベンチャーの呼び鈴を押したのは1999年12月のことだった。それから15年あまり。ディー・エヌ・エー(DeNA)の会長を務める春田真氏は今年6月、任期満了に伴いDeNAを卒業する。

 銀行マンらしく財務担当として締め、金策に奔走し、取締役としてDeNAを上場へと導いた。モバイル向けゲームサイト「Mobage(モバゲー)」で急成長を果たした後は「渉外」の役回りも担い、総務省や宿敵のグリーなどとかけあった。2011年6月、南場氏が夫の看病を理由に社長を退いた後は、会長に就任。横浜ベイスターズの買収も手がけ、新球団のオーナーに就いた。

 激動のベンチャー史。春田氏は、その裏側を語ることができる希少な証人であるが、表舞台に出てくることは滅多になかった。「黒子」に徹していたからだ。だが今回、著書で赤裸々に綴った。なぜ今、書いたのか。春田氏はこう説明する。

紆余曲折を経たプロ野球の球団買収

 「まずは、南場さんの本(「不格好経営―チームDeNAの挑戦」)を読んでみたら『ちょっと違うやん』と思うところがあった。創業者だからいろいろ配慮しているところがあるし、書けないところもある。僕は横にいて実務的にやっていたから、もうちょっと分かりやすくというか、本当は何があったのかを伝えることができるだろうなと」

 「もう1つは、プロ野球参入について、南場さんはかかわっていないので書いていない。参入を目指して動いていたメンバーはほとんどいなくなっちゃっているから、実際どんなことをやっていたのか、書いておくのもいいかなと。スポーツビジネスに興味がある人もいるだろうし、読み物としても面白いんじゃないかなと思いました。球界に入るのって本当に大変だよ、ということを分かってもらうためにもね」

 DeNAの球界参入は、まさに紆余曲折を経て2011年12月に決まり、「横浜DeNAベイスターズ」が誕生した。もともと2010年、横浜球団の前のオーナー企業だったTBSホールディングス関係者と春田氏が、知人を介して会ったことがきっかけだった。

コメント0

「ソーシャル革命の裏側+」のバックナンバー

一覧

「プロ野球参入・公取委立ち入り、DeNA春田氏が明かす舞台裏」の著者

井上理

井上理(いのうえ・おさむ)

日経ビジネス記者

1999年慶応義塾大学総合政策学部卒業、日経BPに入社。以来、ネット革命などIT業界やゲーム業界の動向を中心に取材。日本経済新聞への出向を経て2014年4月より日経ビジネスの電機・ITグループ

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

社長に就任してずっと言っているのが ファンダメンタルズの強化。

安形 哲夫 ジェイテクト社長