• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

道後温泉で旅館の経営に参入!半年で全従業員が去った

第3回:働く人のモチベーションの大切さを知る

2015年4月22日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

エイトワンは愛媛県松山市に本社を置き、宿泊施設の運営、タオル専門店、柑橘類の加工品の製造・販売などを手がける。共通しているのは「事業を通じて、愛する地元を盛り上げる」という視点だ。大籔崇社長はパチンコ三昧の学生時代、個人投資家を経て企業家に転じた異色の経営者。今回は初めての事業となる宿泊施設の経営を始めた時の苦労を語る。

 私は尊敬する「大人」に恵まれたと思う。

大籔崇(おおやぶ・たかし)
1979年生まれ。愛媛大学進学を機に松山へ。在学中はパチンコに熱中し、留年。卒業後、株式投資で35万円を15億円に増やした後、エイトワンを立ち上げて企業家に転身。「日本の遺伝子を、前へ。」をキーワードに様々な事業を展開する

 エイトワンを設立するときにサポートしてくれた司法書士の先生は、そんな大人の1人だ。20代のころからのつき合いになるが、私のチャレンジに対して「どうせ何もできない」とか「それはダメだ」と言うことがない。「失敗しても成功してもお前の責任なのだから、好きにやれ」といつも見守ってくれる。それでいて、本当に困ったときには相談に乗ってくれるような人としての大きさがある。

 ビジネスに本格的に進出するきっかけは、この司法書士の先生の知り合いの、ある不動産業者との出会いだった。ある日「道後温泉で新たな宿泊施設の建設を計画している」というプランナーを先生が紹介してくれた。

 このプランナーから「ホテルの経営に興味がないか」と持ちかけられたのだ。この話に私はピンときた。そのころずっと「何かやらなくてはいけないことがある」と思っていたが、「それがこの事業に違いない」と直感した。

自分を見守ってくれた地元を盛り上げたい

 愛媛といえば道後温泉の存在は当然大きい。しかし当時の状況は、それまでの20年で宿泊施設数も集客も半分ほどに落ち込むなど厳しかった。世の中が団体旅行主体から個人旅行に切り替わる中で、道後温泉は依然として団体旅行客が多く、時代の流れにとり残されつつあった。

 聞いてみると、新たな施設はこれまでにないコンセプトの施設にしていく、という。道後温泉で魅力的な宿泊施設を経営することは、愛媛の活性化につながる。これまで道後温泉に来なかった客層を呼び込み、同時に愛媛のいろいろな場所にも足を運んでもらい、外からお金を呼び込む。道後が盛り上がれば、愛媛の多くの人にきっと喜んでもらえる、と考えた。

 つまり、地元を盛り上げるために事業に取り組むのが、自分にとって一番すっきりする“やりたいこと”だったのだ。それまでパチンコや株式投資で、うまくいったときもそうでないときも自分の責任で取り組んできた私は、事業においても自分の責任でできる限りのことをしようと考えた。

コメント1

「地元を盛り上げる「怒らない経営」」のバックナンバー

一覧

「道後温泉で旅館の経営に参入!半年で全従業員が去った」の著者

大籔 崇

大籔 崇(おおやぶ・たかし)

エイトワン社長

愛媛大学進学を機に松山へ。投資家を経てエイトワンを立ち上げ、企業家に転身。「日本の遺伝子を、前へ。」をキーワードに様々な事業を展開する

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

グローバル市場でいい仕事をしたければ、まず「世界に通用する見識」を磨くことだ。

中谷 巌 「不識塾」塾長、一橋大学名誉教授