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なぜ、サムスンとLGは日本市場を切り捨てないのか

新製品発表で見た「自信」と「不安」

2015年4月22日(水)

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 韓国サムスン電子とLG電子の「自信作」が相次いで日本でお披露目された。

 サムスンは4月23日から新型スマートフォン(スマホ)「ギャラクシーS6」を、LGは5月から有機ELテレビをそれぞれ日本で発売する。日本のメディアの前に登場する機会が少ない両社だが、発売に先駆けて都内で大規模な新製品発表会を開催した。

 世界のスマホ、テレビ市場で高いシェアを誇る両社。サムスンはスマホ、テレビともに世界首位、LGはテレビで世界シェア2位につけている。中国などの新興国勢の台頭でかつての勢いは失ったものの、いまだ2社ともに世界屈指の電機メーカーであることに変わりはない。

 しかし、これらの数字が公開されるたび、「サムスンとLGの製品って本当に世界で売れているの?」と疑いの目を向ける日本人は多い。確かに、それもうなずける。両社とも日本市場では全く存在感がないからだ。世界首位と言われても現実味がない。

 今回、サムスンとLGの新製品発表会に参加し、背水の陣で日本市場に臨む両社を取材してきた。

日本は、「最重要市場」

 サムスンが今回発売する「ギャラクシーS6/S6エッジ」は、同社の威信をかけた新製品だ。デザインを一新し、本体の両縁まで覆う5.1型の曲面ディスプレーを採用。ガラスとメタル素材を使い高級感を高めた。実際に触ってみると、ちょうどよく手にフィットし、“持ち心地”も悪くない。カメラの画質もきれいだった。

 イベントの司会にはタレントを登用、長身の美人モデルも複数人用意するなど、きらびやかな発表会となった。「ギャラクシー史上、最高の出来」と豪語するサムスンの自信が所々で感じられた。

サムスンが4月23日から日本で発売する「ギャラクシーS6」シリーズ。同月10日に一足早く発売された韓国では過去最高も狙える滑り出しと言う(写真:陶山 勉)

 「撤退とかメディアで言われていますけど、それはあり得ません。日本はサムスンにとって最重要市場です」

 サムスン電子ジャパンの石井圭介専務は、集まった記者を前に何度もこう強調した。今年2月に韓国で「サムスン日本撤退」のニュースが報じられた際、さすがに撤退はないだろうと思っていたので報道の否定に関しては何の驚きもない。それよりも注目を集めたのが、「日本が最重要市場」という発言だ。

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「なぜ、サムスンとLGは日本市場を切り捨てないのか」の著者

齊藤 美保

齊藤 美保(さいとう・みほ)

日経ビジネス記者

2011年中央大学法学部卒業。同年、日本経済新聞社に入社。産業部にて電機、IT、自動車業界を担当した後に、2014年3月から日経ビジネス編集部に出向。精密業界を中心に製造業全般を担当する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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