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イケアの家具に見る「儲けのヒント」

消費者のモノ作り願望を刺激せよ

2015年5月7日(木)

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 「これじゃあまるでイケアのショールームだな…」

 世の中がゴールデンウイークに浮き立ち始めた4月29日、牛歩のごとく進めていた自宅の引っ越しをようやく終えた。「牛歩のごとく」というのは、4月初旬から徐々に荷物を運んでいたから。引っ越し先が会社から歩いて5分の場所であるため、出社するたびにスーツケースに荷物を入れて少しずつ運搬。そして、4月29日の休日に1トントラックを借り、大型家具をリサイクルショップなどに持っていって一気に処分した。狭い新居に大型家具を入れるのが不可能だったからだ。代わりに、小さめのベッドやテーブルなどを購入した。その家具が、いろいろと考えあぐねた結果、全てイケア商品になった。

初めて自分で組み立てたイケアのテレビ台。これでDIY(Do It Yourself、日曜大工)の面白さにはまってしまった。

 ご存じの通り、イケア商品はデザイン性が高いうえに価格が安いメリットがある。一方、自分で組み立てなければならないというデメリットもある。上の写真は、初めて自分で組み立てたテレビ台だ。構造が単純なので、これなら組み立てられそうな気がして購入した。すると…。ものすごく面白いのだ。作る工程もさることながら、完成した時の達成感と完成品への愛着がなんとも言えない。

 「もっと組み立てたい。やっぱり他の家具もイケアにしよう」

 デメリットだと思っていた組み立て作業が、むしろ付加価値のように思えてきた。完全にイケアの戦略にはまってしまった格好だ。

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「イケアの家具に見る「儲けのヒント」」の著者

池松 由香

池松 由香(いけまつ・ゆか)

日経ビジネス記者

北米毎日新聞社(米国サンフランシスコ)で5年間、記者を務めた後、帰国。日経E-BIZ、日経ベンチャー(現・日経トップリーダー)、日経ものづくりの記者を経て、2014年10月から日経ビジネス記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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ジェニー・ダロック 米ピーター・F・ドラッカー伊藤雅俊経営大学院学長