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ラオスの山奥であなたのために祈ってくれる人々

第9回:ミサンガが手首に巻かれ、開校式は心から感謝される集いに

2015年5月27日(水)

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ラオスで新しい校舎の開校式に立ち会った藤原和博さん。そこでは子供たちが、そして村の人々がファウンダーにお礼をいい、健康を祈ってくれるというすがすがしいシーンを目にすることができた(前回の記事はこちらをご覧ください)。

 私は今回、アジア教育友好協会(AEFA)がつくった学校の開校式に、いくつか参加する光栄を得た。

 学校の門の前に私たちの乗った車が停まると、子どもたちが周りに集まり始める。やがて地域の村人や役人、村長や教育長までもが集まって門の左右に2列に並び、その間に道を作って私たちを迎えるのだ。

並んで一行を迎える生徒たち

 和田中(東京・杉並)でも卒業式のあと、中庭で同じことをする。1、2年生が中庭に2列を作って並び、正門までの道を卒業生が拍手を浴びながら歩く。

 晴れがましさと照れと、入り交じった卒業生の顔、顔、顔がフラッシュバックする。送り出しや迎え入れの拍手は、どうやら世界共通らしい。

 私を含めて日本から来た3名が、花束を受け取った。花屋さんなんて見当たらなかったから、近所の野山から摘んできたものだろう。山間部の分校の小学校では、花ではなく野草の質素なコーディネートだった。それを紙につつんである。

 ここでは紙も貴重なものだ。

 ある学校では、教室の机と椅子を片付けて、集会室に模様替えしていた。

 前に並んだ来賓の席に、私たちの分だけ、ヤシの実に穴を開けストローを挿したジュースが置いてある。村人が育てたバナナで歓迎してくれた学校も。お客が食べないで残せば、子どもたちにも分け前が行くのかなと、ふと思った。

「藤原和博の「学校をつくろう! in ラオス」」のバックナンバー

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「ラオスの山奥であなたのために祈ってくれる人々」の著者

藤原 和博

藤原 和博(ふじはら・かずひろ)

教育改革実践家

リクルートの敏腕営業担当から、都内で初めての民間出身の公立中学校の校長に転じた。斬新な手法で地域を挙げての教育体制を整え、校長退職後は全国にその手法を伝えている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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