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【296】男は嘘でも恋人を女神として崇めるべし

2015年5月28日(木)

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彼の罵詈雑言癖に傷ついています

Q 2年前に、挙式の1カ月前に婚約破棄され失望の渦中にいましたが、仕事に没頭し、また数人の男性と付き合い何とか立ち直りました。数カ月前、素敵な男性と知り合い先日海外旅行をしましたが、以前から気になっていた彼の罵詈雑言癖にまたも傷ついています。男を見る目がないのでしょうか? 島地先生、どうかご教授くださいませ。

(32歳・女性)

私を罵倒する彼との関係に悩んでいます

Q 仕事最優先の2歳年下で上司の彼氏は、仕事がよくでき周りからの信頼も厚い人です。しかし、私が彼の期待に添う仕事ぶり、成果を出さないと、会社・プライベート関係なく嫌味、ダメ出し、人格否定、罵倒してきます。私は、仕事の指摘は真摯に受け止め努力していますが、全く変わらないから、とプロポーズは白紙状態、別れる寸前に。しばらくプライベートでは距離を置いていましたが、最近になって彼は、本当は罵倒する自分が嫌だと言います。今までで最もセンスが合い、大好きで尊敬できる彼ですが、やり直して仲良くしていくべきでしょうか。

(36歳・女性)

ミツハシ:似た相談が同時期に来ましたので、2つ一緒に取り上げましょう。罵倒する彼氏に悩む30代の女性2人です。

シマジ:悪いことは言わん、こういう男とは即刻別れなさい。言葉の暴力を振るう男と付き合うなんていうのは女の名折れだ。女性というのは男からチヤホヤされなければいけない。特に恋人からは嘘でも崇め立てられなければいけない。

ミツハシ:「嘘でも」ですか。

シマジ:そうだ。男というのは嘘でも恋人を女神として崇め立てなければいかん。それが大人の男というもので、女は嘘くさいと感じても、男の褒め言葉を額面通り受け入れればよろしい。男は女を褒め、女は男の言葉に微笑む。それがなくて何の恋愛だ。

弱さと自信のなさを怒りで隠している

ミツハシ:いつになく熱いですね。

シマジ:当たり前だ。自分より弱い女に暴力を振るう男は、誰が考えても「最低」だろ。言葉の暴力も同じだよ。恋人や妻に罵詈雑言を投げかける男というのは、パターンが決まっていてね。自分より立場の弱い人間に必ず横柄な態度を取るんだ。

 タクシーの運転手とか飲食店の店員なんかに偉そうな口を聞く男がいるだろ。ああいうのは典型的なメッキ男でね。つまり、弱さと自信のなさを怒りという感情で隠しているんだ。

 断言するが、こういう男は出世しない。2番目の相談者は「2歳年下で上司の彼氏は、仕事がよくでき周りからの信頼も厚い人です」と書いているが、買いかぶりもいいところだな。周りからの信頼が厚いというのは、恐らく上司やお得意先の受けがいいということだろう。つまり、仮面をかぶっているんだよ。その反動が自分より立場の弱い人間への罵倒という形で噴出する。こういう男が組織の上の立場に就き、周りが自分より弱い立場の者だけになると、とんでもないパワハラ上司になる。そして部下が皆そっぽを向いてしまう。

 そんな男に2歳年上の相談者が罵詈雑言を浴び、人格を否定されているかと思うと可哀想でならないね。こういう男を「大好きで尊敬できる」なんて言わないでくれ。罵倒され続けて洗脳されかかっているんじゃないか。繰り返すが、女というのは男から崇め立てられなければいけない。男は好きになった女とやれるなら土下座でも何でもする生き物だぞ。それくらい女の方が立場は上なんだ。

ミツハシ:2番目の相談者の彼氏は「本当は罵倒する自分が嫌だ」と打ち明けているようです。

シマジ:自分の弱さを自覚してはいるみたいだな。だが、罵倒男は暴力男と同じで不治の病だ。暴力男は女に手を上げた後に涙を流して謝り、この上なく優しい言葉を囁くそうだが、でも同じことをずっと繰り返す。まあ、こういう男には「彼がここまで弱さを見せられるのは私だけ。やっぱり愛されているんだわ」なんて考えるおめでたい女が付いていたりする。割れ鍋に綴じ蓋というやつだから、勝手にしてくれればいいが、あまり美しい人生とは言えないね。

ミツハシ:2人の相談者も、罵倒男を我慢して受け入れると同じ運命が待っている?

シマジ:自尊心をなくした女ができあがる。それが結婚して、罵倒する夫とそれに甘んじる妻が子供を持ったりしたら、それこそ子供が気の毒だ。家の中で父親は母親を罵倒し、子供を怒鳴りつける。そんな中で育った子供もやはり、自尊心を育むのは難しいだろうな。下手をすると父親と同じように女を下に見るクセがついてしまうかもしれない。つまり相談者たちを悩ませている罵倒男の予備軍だ。

ミツハシ:そうかもしれませんね。

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「【296】男は嘘でも恋人を女神として崇めるべし」の著者

島地 勝彦

島地 勝彦(しまじ・かつひこ)

コラムニスト

「週刊プレイボーイ」の編集長として同誌を100万部雑誌に。各誌編集長を歴任後、2008年11月集英社インターナショナル社長を退き、現在はコラムニスト。シガーとシングルモルトとゴルフをこよなく愛する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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和田 眞治 日本瓦斯(ニチガス)社長