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「パンチ佐藤の10万円SNS」はネタじゃない!

エイベックス「アスリートクラブ」が拓く新境地

2015年6月3日(水)

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 エイベックス・グループ・ホールディングス傘下のエイベックス・スポーツが5月11日から始めた有料会員制SNSサービス「athlete club(アスリートクラブ)」が話題になっている。

 米大リーグのテキサス・レンジャース所属のダルビッシュ有選手、スピードスケート元選手で金メダリスト、清水宏保氏ら各界のトップアスリート、スポーツ文化人ら13人、1団体が参加。フェイスブックを使ってサービスに登録することで、彼らが自身の経験やノウハウなどを語ったテキスト、動画、音声、画像などのコンテンツを視聴できる。さらに質問を投げかければ、それにアスリートが直接答える「コミュニケーション型コンテンツ」を提供。ファンやスポーツ選手を目指す子供、その親たちにとって、トップアスリートの“生の声”を聞くことができる貴重な機会となっている。

 「ツイッターやフェイスブックなどの既存の無料SNSでは、自分のファンだけでなく、アンチから誹謗中傷を受けることも多かった。だが、アスリートクラブでは真面目な質の高いやりとりしかない。アスリートは苦労の末に自分が培ったノウハウや経験を伝えたいと考えており、そういう真剣な場としてアスリートクラブを活用してもらいたい」

 アスリートクラブを発案、運営するエイベックス・スポーツのプロデュースルーム主任、小西卓哉氏は新サービスの狙いをこう語る。

 「真面目な質の高いやりとり」を可能にしているのが、有料という点だろう。ダルビッシュ選手は月1万1000円、清水氏は月1万円など、月額料金を個別設定することが、誹謗中傷だけが目的のアンチを除外するフィルターとして機能しているからだ。

 だが、アスリートクラブのサービス開始直後、インターネットで話題に上ったのは、残念ながら、そうしたサービス内容の斬新さではなく、パンチ佐藤氏の月10万円という価格設定だった。

アスリートクラブのダルビッシュ有選手(上)とパンチ佐藤氏(下)のサービス紹介画面

 パンチ氏はプロ野球のオリックス・ブルーウェーブ(現オリックス・バッファローズ)で活躍。初年度は打率3割3分1厘を記録し、現役大リーガーのイチローと同時に、選手登録名をニックネームに変更したことで知られる。現在はタレント、野球評論家としてテレビに出演している。

 「どうせ10万円はネタだろう」「ダルビッシュの価格を高くないように見せるため、エイベックスが仕向けたのではないか」――。パンチ氏の高額な価格設定の背景を巡り、ネット世論が盛り上がりを見せ、それを受けたテレビやスポーツ紙が相次いでおもしろおかしく報道した。

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「「パンチ佐藤の10万円SNS」はネタじゃない!」の著者

林 英樹

林 英樹(はやし・えいき)

日経ビジネス記者

大阪生まれ。神戸大学法学部卒業後、全国紙の社会部記者として京都・大阪で事件を取材。2009年末に日本経済新聞社に入り、経済部で中央省庁担当、企業報道部でメディア・ネット、素材・化学業界などを担当。14年3月から日経BP社(日経ビジネス編集部)に出向し、製造業全般を取材している。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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