• ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

ニコニコ超会議、「大いなるマンネリズム」の先

“ニッポンの文化祭”へと昇華

2015年6月4日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 4月25~26日に開催された「ニコニコ動画(ニコ動)」の祭典、「ニコニコ超会議2015」に参加し、その規模に圧倒された。が、今年で4回目を迎え、何となく「マンネリ」を感じたのも事実だ。

メーンとなる1~8ホールと、離れの9~10ホールをつなぐ通路は終日、行き来する来場者でごった返していた(撮影:陶山勉、以下同)

 毎年、超会議は千葉県にある幕張メッセの1~8ホールを使っている。今年はこれに加えて離れにあたる9~11ホールへと会場を拡大。幕張メッセのすべてを占拠する国内最大級のイベントに、昨年より2万6000人ほど多い15万1115人が集結した。「ニコニコ生放送」を通じた生中継の視聴者数も2日間で延べ794万人以上と、過去最高だった。

 例年以上の人気を見せつけた超会議。だが、今年ならではの意義を見いだす、となると難しい。これぞ、という今年の目玉やテーマが見当たらない。

 「ニコ動のほぼすべてを地上に再現する」「ネットとリアルの融合」という超会議に流れる通奏低音は変わらないのだから、回を重ねるに連れ、マンネリ化するのは当然と言えば当然。取材成果をどうアウトプットしようか悩んでいたところ、5月末に超会議の統括プロデューサーに会う機会があり、「マンネリを感じた」と率直にぶつけた。

 すると、「今年のコンセプトは『大いなるマンネリズム』なんですよ」と言う。結果、筆者の超会議の捉え方が変わった。

 本題に入る前に今年の超会議を簡単に振り返りたい。まず印象深かったのは、出展する企業の「気合い」が過去とは違う、という点だ。

本物の「DJポリス」が熱弁

 幕張メッセはコンサートやライブが行える収容人数6000人程度のイベントホールを併設している。例年はここで、ニコ動発のアーティストら数百人が一挙出演するライブイベント「ニコニコ超パーティー」が開催され、超会議随一の人気コンテンツとなっていた。

 だが今年は、チケット不足の解消やアーティストにも超会議を楽しんでもらおうという主催者側の配慮から、超会議とは時期をずらし、10月にさいたまスーパーアリーナで開催することとなった。空いたスペースは15万人の休憩所兼飲食スペースとして活用されたのだが、ここで異彩を放っていたのが、初出展となる日本航空(JAL)のブースだ。

 企業出展は1~3ホールに集中している中、JALだけイベントホールに出展し、空港で活躍する「パッセンジャーステップカー(タラップ車)」も搬入。2階座席から1階へと下る「超階段」と名付けられ、存在感を示していた。

休憩所兼飲食スペースとなったイベントホール。JALのブースとステップカーが存在感を示していた

 階段を降りると特製の「ボーディングパス」がもらえ、簡易フライトシュミレーターやJALの最新の座席などが出迎える。来場者をもてなすのは、現役のパイロット3人と客室乗務員9人。制服のコスプレをして一緒に写真を撮れるとあって、長蛇の列ができていた。JALの広報担当によると、「これだけの規模で出展するのは異例中の異例」という。

コメント1件コメント/レビュー

祭りこそマンネリズムの最たるものですね。恐竜を展示しても、背中に乗れず、口に頭も入れられなければパッとしない感じ。骨だけの恐竜を動かすとかさ、恐竜の背中を階段にしてJALのステップカ―と並べるとか、あの骨を伝ってのジャングルジムとか。下りる時は口から喉を通って滑り台。(2015/06/04)

「記者の眼」のバックナンバー

一覧

「ニコニコ超会議、「大いなるマンネリズム」の先」の著者

井上理

井上理(いのうえ・おさむ)

日経ビジネス記者

1999年慶応義塾大学総合政策学部卒業、日経BPに入社。以来、ネット革命などIT業界やゲーム業界の動向を中心に取材。日本経済新聞への出向を経て2014年4月より日経ビジネスの電機・ITグループ

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

祭りこそマンネリズムの最たるものですね。恐竜を展示しても、背中に乗れず、口に頭も入れられなければパッとしない感じ。骨だけの恐竜を動かすとかさ、恐竜の背中を階段にしてJALのステップカ―と並べるとか、あの骨を伝ってのジャングルジムとか。下りる時は口から喉を通って滑り台。(2015/06/04)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

(マンションの即日完売という)異常な状況が、普通のところに戻ってきたのです。

沓掛 英二 野村不動産ホールディングス社長