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「スシ、テンプラ、フジヤマ」はもう古い

アジア人観光客が発掘したニッポンの魅力に学べ

2015年6月9日(火)

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フリープラスのツアーで日本に観光に来たタイ人

 先日、外国人観光客を専門に扱う旅行代理店フリープラスを取材した。フリープラスは、海外の旅行代理店から日本向けツアーの発注を受け、バスやホテルの手配も含めツアー実施までを請け負う「ツアーオペレーター」。創業2007年の新しい会社だが、業績は毎年2倍以上で伸び続けている。

 ツアーオペレーターという業務自体に新規性があるわけではない。ベンチャーならではのスピード感と、アジアを中心に観光未成熟国にも熱心に営業を行く「足」と「先行投資」で、その業績を伸ばし、2015年3月期の売上高は18億6100万円だった。

 国内の大手旅行代理店における訪日事業は、全体の売り上げの10%に満たない程度。ツアーの場合、単価の高い欧米からの観光客や展示会や大型の会議での訪日客を扱うことが多い。翻ってフリープラスは、「失うものがない」(フリープラスの須田健太郎社長)精神で、単価が安くても数を取る戦略で、思い切ってアジア各国からのツアー客を開拓している。

 4月の売上高の前年同月比を国別で見ると、中国が263%増、フィリピン491%増、インド331%増。同月の訪日観光客全体では4月は中国113%増、フィリピン、インドが23%増(日本政府観光局調べ)。中国のみならず、アジアの多様な国からの観光客を受け入れることで急成長している。

 そのフリープラスが受け入れる様々なアジアの国からの観光客を見ていると、筆者が考える「日本人像」は固定観念にどっぷりつかってしまっていたのだということに気付かされた。

インド人は日本でも毎食インド料理

 フリープラスのツアーで日本にやってきたタイ人に取材したときのこと。日本で食べたものでおいしかったものは、と聞くと口を揃えて皆が「焼き肉!」と答えた。寿司や刺身という答えを期待していた筆者は、肩すかしを食らった気分だった。蕎麦については「タイの麺の方がおいしい」と一蹴し、寿司はと問うと「米はタイでたくさん食べている」と言う。

 観光で楽しかったのは、立山(黒部アルペンルート)の雪の壁。池袋のゲームセンターが楽しかったと言った若い男性もいた。

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「「スシ、テンプラ、フジヤマ」はもう古い」の著者

染原 睦美

染原 睦美(そめはら・むつみ)

日経ビジネス記者

日経パソコン、日経ウーマンオンラインを経て、2013年4月から日経ビジネス記者。IT担当などを経て、日用品・化粧品担当。趣味は洗濯、昼酒、ピクニック。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官