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「僕は真冬でも、素足にビーチサンダルだった」

リブセンス・村上社長の育てられ方に学ぶ(前編)

2015年6月13日(土)

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経営者、著名人の育てられ方を考察した『絶対肯定の子育て』の発刊に合わせてスタートした本連載。今回はリブセンスの村上社長にスポットを当てる。村上社長は一体どのように両親から育てられたのか。史上最年少で株式上場したことと、親の教育はつながっているのか。その育てられ方は「自由と責任」に集約される。(本文敬称略)

 最近はベンチャーブームといわれ、起業家を目指す若者が増えている。そんな若手起業家の中でも、筆頭格の1人に必ず挙げられるのが、リブセンス社長の村上太一だ。

 村上は早稲田大学1年のとき、19歳で起業した。

 きっかけは、自宅近くでアルバイト先を探したときに、1つの疑問を持ったこと。高校3年の夏休みの間だけ、自宅近くでアルバイトをしようと求人誌や求人サイトを眺めたが、めぼしい情報が見つからなかった。

 ところが駅前の商店街を歩いてみると、店先にアルバイト募集の張り紙が出ている。なぜだろう。アルバイトを始めたうどん店の店長に尋ねると、求人サイトに募集広告を出すだけで、1回10万円かかるというのが理由だった。

村上太一(むらかみ・たいち)
1986年生まれ。早稲田大学政治経済学部1年に在籍中の2006年、リブセンスを設立。09年大学卒業。11年、25歳1カ月という当時の史上最年少で東証マザーズに上場した(写真:大亀京助、以下同)

 10万円出して1人でも採用できればまだいいが、もしかしたら誰も採用できないかもしれない。アルバイトを募集する企業にとっても、アルバイトをしたい学生にとっても、不便なこの仕組みをなんとかできないか。そこで村上は、大学進学後、成功報酬型のアルバイト求人サイト「ジョブセンス」を立ち上げた。

 このサービスの特徴は、求人広告の掲載時ではなく、採用が決まった場合のみ料金が発生する点だ。

 掲載時の金銭的なハードルを下げたことで、求人情報を網羅的に集めることに村上は成功した。また、採用が決まった人には最大2万円の祝い金を出し、求職活動を後押しするサービスも、学生やフリーターから大きな支持を得た。

冬にビーチサンダルでも、親は何も言わない

 斬新なビジネスモデルによってリブセンスは急成長し、2011年には東証マザーズに株式上場を果たす。このとき村上は25歳1カ月。新規上場企業のトップとして、史上最年少だった。翌12年には東証1部に市場変更し、並み居る大企業と肩を並べるまでになった。

 起業も上場も、飛び抜けて早い。これが若手起業家の筆頭格といわれるゆえんだ。村上のスピード力はどこからくるのか。

 それを端的に示す一枚の写真が、手元にある(書籍『絶対肯定の子育て~世に名を成す人は、親がすごい』では写真を掲載している)。

 約20年前に羽田空港で撮影した、村上家のスナップ写真だ。村上の母、9歳の頃の村上、そして母方の祖母、祖父が仲むつまじく並んだ写真だが、村上の出で立ちが変なのだ。

コメント3件コメント/レビュー

ホリエモンの愛読書「天才ファミリーカンパニー」の主人公・田中春の父の子育てを思い出しました。彼の父も絶対に怒鳴ったり、叱ったりしなかったそうです。その代わり、パンダに襲われたり、毒蛇にかまれたりして【10回ぐらい死にかけた】そうですが(あの回を含めると11回ですね)(2015/06/15)

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「「僕は真冬でも、素足にビーチサンダルだった」」の著者

北方 雅人

北方 雅人(ほっぽう・まさと)

日経トップリーダー編集長

1991年一橋大学社会学部卒業後、日経BP社に入社。日経ベンチャー(現日経トップリーダー)、日経レストランなど経営誌の編集部を経て、2010年より日経トップリーダー副編集長。17年1月より現職。中小企業経営のスペシャリスト。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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ホリエモンの愛読書「天才ファミリーカンパニー」の主人公・田中春の父の子育てを思い出しました。彼の父も絶対に怒鳴ったり、叱ったりしなかったそうです。その代わり、パンダに襲われたり、毒蛇にかまれたりして【10回ぐらい死にかけた】そうですが(あの回を含めると11回ですね)(2015/06/15)

こういう、自分はこうだった、あの人はこうだった、というようなものを信じてはいけません。参考にすることはよいと思うが、それに従わなければ、というようなものではない。そもそも良く考えればわかることだが、高々一事例が、万人にFitする事例であるとは限らないということを忘れがち。偉人伝の類も同様ですし、経営者のケーススタディーも同じ。やはりある程度多数の事例があり、共通する要素が見つかり、ある程度の適用可能な理屈があって初めて参考になる。そのうえで、自分の子供の性格などによって適用可能かどうかが分かれるのだから、一事例をうのみにするのは、そもそも特異事例だというリスクと、子供に合わないリスクの二重のリスクを犯す過ちだろう。(2015/06/15)

親の考え方がすごくいい。しかしできない親が多いと思う。できなかった親だった。(2015/06/13)

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後藤 忠治 セントラルスポーツ会長