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ようやく登場「LINE MUSIC」、社長が語る武器

百花繚乱、定額制音楽配信・新時代の生き抜き方

2015年6月12日(金)

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LINE MUSICの画面。アーティストのビジュアルを強調するデザイン

 6月11日、LINEによる定額制音楽配信サービス「LINE MUSIC」が始まった。約150万曲の楽曲が聴き放題となり、LINEの「トーク」上で楽曲をシェアすると、相手もその場で聴くことができる(非会員は30秒)。アンドロイド、iOS双方のスマートフォン向けアプリで楽しめるほか、7月からはパソコンのブラウザでも聴けるようになる。App Storeの無料総合ランキングでは初日にいきなり1位となった。

 8月9日までの約2カ月間はトライアル期間とし、全ユーザーが無料で体験できる。その後は、20時間まで再生可能な月額500円のベーシックプラン、無制限で聴ける月額1000円のプレミアムプランから選択する。自己申告制の「学割」を使えば、ベーシックは300円に、プレミアムは600円になる。LINEと大手レコード会社のソニー・ミュージックエンタテインメント(SME、以下ソニー)、エイベックス・グループ・ホールディングス、ユニバーサル ミュージックが共同出資する新会社、LINE MUSIC(東京都渋谷区)が運営する。

 そもそも、LINEは2013年に定額制音楽配信への参入を表明し、同年末までにサービスを開始するとしていた。それが遅れに遅れた理由はなぜなのか。エイベックスとサイバーエージェントによる「AWA」が5月末から始まっているが、何が違うのか。さらに、9日には米アップルが「Apple Music」を今月末から世界で開始すると発表したばかりだが、LINEは何を武器とするのか。

 LINEの取締役 CSMO(最高戦略・マーケティング責任者)であり、LINE MUSICの社長を務める舛田淳氏に聞いた。

LINEの取締役 CSMO(最高戦略・マーケティング責任者)であり、LINE MUSICの社長を務める舛田淳氏

米アップルも独自の定額制音楽配信サービスを開始するとあって、サブスクリプション型の音楽配信に注目が集まっています。Apple Musicはまだサービス開始前で詳細が分かりませんが、既に存在するAWAと比較した場合、LINE MUSICは何が違うのでしょうか。

舛田:まず、考え方が違うんでしょうね。我々は、(楽曲を集めてアルバムのように楽しむ)「プレイリスト」もありますが、基本的には個別の曲を選択して聴いていく「フルオンデマンド」のサービス。AWAさんは、どちらかと言うとプレイリスト型なんですね。

 これは、ライト版の価格設定に現れていて、どちらも月額1000円(AWAは月額1080円)のプレミアム版だとフルオンデマンドで聴けますが、AWAさんのライト版(月額360円)だと、プレイリストや(好みの楽曲がランダムで延々と流れる)ラジオ機能に制限されます。でも、LINE MUSICは、月額500円のプランでも、月に20時間までという制約は付きますが、フルオンデマンドで楽しめる。皆さん、やはりライト版から入ってくると思うので、多くのユーザーに何を届けたいのか、という観点が少し違うかなと。

 あと、LINE MUSICのキモは、「音楽をLINEしよう」というフレーズの通り、音楽はひとりで楽しむものではない、ということです。音楽を次のステージへと進めるためには、コミュニケーションが関係しないといけないよね、という考え方が基本となっています。

 皆さんが使われているLINEのトーク上で、友だちにも聴いてほしい曲をシェアできるのですが、プレイリストよりは、個別の曲をシェアしてもらいたい。誕生日の時はハッピーな、落ち込んでいる時は励ますような曲をかけてもらう。あるいは、曲とともに告白してもいいですし、トークの雰囲気に合ったBGMをかけてもらってもいい。

 とにかく、コミュニケーションの中にどうやって音楽を入れていくか、という点にこだわりました。そうしないと、音楽っていうものが広がっていかないだろうと。

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「ようやく登場「LINE MUSIC」、社長が語る武器」の著者

井上理

井上理(いのうえ・おさむ)

日経ビジネス記者

1999年慶応義塾大学総合政策学部卒業、日経BPに入社。以来、ネット革命などIT業界やゲーム業界の動向を中心に取材。日本経済新聞への出向を経て2014年4月より日経ビジネスの電機・ITグループ

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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