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「牙を研げ!」。落合信彦は息子にそう迫った

メディアアーティスト・落合陽一氏の育てられ方に学ぶ(前編)

2015年6月23日(火)

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経営者、著名人の育てられ方を考察する本連載。今回はメディアアーティストの落合陽一氏だ。英国放送協会で特集されるなど、世界的に注目を集めている氏の父親は、国際ジャーナリストの落合信彦氏。一朝一夕には理解しがたいハードボイルドな言葉の数々を通して、陽一少年は独自の感性を身に付けていった。(本文敬称略)

 その先鋭的な研究から「魔法使い」の異名を取る落合陽一は、トレードマークになっているヨウジヤマモトのモノトーンスタイルで、待ち合わせの時間ジャストにホテルのロビーに現れた。

 実はこの日の朝まで、入院していたという。
 「ちょっと胃腸炎を起こしまして。でも、もう大丈夫」
 数時間前まで病院のベッドに伏していた人とは思えないほど、終始にこやかに、礼儀正しく話をしてくれた。

 インタビュー中、自らを語るときは一貫して「オレ」で統一されているのがどこかコケティッシュな20代の若者は、新進気鋭のメディアアーティストとして国内外で活躍する。

落合陽一(おちあい・よういち)
1987年生まれ。筑波大学でメディア芸術を学んだ後、2015年東京大学大学院博士課程を飛び級で修了。現在、筑波大学助教、落合陽一研究室主宰。英国放送協会で特集されるなど、世界的に注目を集めているメディアアーティスト

 出世作である「空中浮遊」は、物体を超音波の力で空中に浮遊させる作品で、その様子は、動画サイトの「ユーチューブ」を介して世界の人に約300万回以上視聴された。

 他にも、ゴキブリを蚊帳の中に入れ、蛍のように光らせた作品、高速振動させたシャボン玉の膜に映像を映し出す作品など、デジタルとアナログを融合する革新的テクノロジーアートを次々に打ち出している。「二次元では表現が難しい、人間の五感や物体の質感の新たな可能性を模索している」と言う。

父親は国際ジャーナリストの落合信彦

 この若きクリエーターを語る上で欠かせないのは、その研究成果に加え、国際ジャーナリスト・落合信彦の息子であることだ。

 父の信彦は独自の視点で多くの書物を世に送り出してきた。ジョン・F・ケネディ暗殺の真相に迫った『二〇三九年の真実』のような国家や外交を題材にした作品、あるいは『狼たちへの伝言』といった若者向けの自己啓発本がよく知られる。男性なら、一度は落合信彦の著作に触れたことがあるだろう。

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「「牙を研げ!」。落合信彦は息子にそう迫った」の著者

北方 雅人

北方 雅人(ほっぽう・まさと)

日経トップリーダー編集長

1991年一橋大学社会学部卒業後、日経BP社に入社。日経ベンチャー(現日経トップリーダー)、日経レストランなど経営誌の編集部を経て、2010年より日経トップリーダー副編集長。17年1月より現職。中小企業経営のスペシャリスト。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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