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【第3回】上司がコミュニケーションを避けるケース

  • 田中 早苗

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2007年4月9日(月)

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今回の相談

 男性上司がセクハラに敏感になり、女性部下とコミュニケーションをしてくれません。

 男性の上司が、セクハラに対して異様に敏感になっています。男性の部下には気軽に誘って「飲みニケーション」をしていますが、女性には決して声をかけません。

 私から「今度ランチでもご一緒しましょう」と言っても、「それはできないよ」と断られてしまいます。この結果、この上司はほかの男性部下たちとは和気藹々と仕事をしていますが、私は何となく疎外されています。どうしたらいいでしょう。(30代、女性)


回答

 部下を食事にしつこく誘うことがセクハラになる場合もあり、上司は不安なのかもしれません。ほかの男性社員の協力も求めてみましょう。

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   人事院が定めた指針(平成10年11月13日)には、「セクシュアル・ハラスメントになり得る言動」として、「食事やデートにしつこく誘うこと」が挙げられています。

   ファイザー製薬事件(東京地裁平成12年8月29日判例時報1744号137頁)は、セクシュアル・ハラスメントを行ったとして解雇された男性が、会社に対して、解雇無効の訴えを提起した事件ですが、行ったセクシュアル・ハラスメントの中には、4人の部下に対してデートや食事を執拗に誘ったことも含まれていました。

 判決では、「いずれも上司として部下に接する機会に、あるいは上司としての地位を利用して行ったと評価できるものである。…相手が上司であることを認識せざるを得ない状況下での原告の各発言は、冗談と見られるものも含まれているとはいえ、部下を困惑させ、その就業環境を著しく害するものであったといわざるを得ない」とし、会社の解雇処分は有効だと判断しています。

 こういったガイドラインや判例は、あくまで「執拗に」誘った場合のケースですが、ご相談者の上司は、このような例を誤解しているのではないでしょうか。「ランチも女性の部下と一緒にしない」というのは、あまりにも過敏な対応ですね。

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