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ダイバーシティーマネジメントに取り組む女たち
第7回:損保ジャパン

最前線で活躍する秋山典子さん、陶山さなえさんに聞く

  • 田村 知子

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2007年4月27日(金)

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 旧安田火災海上保険・日産火災海上保険・大成火災海上保険が合併し、損保ジャパンが誕生したのは2002年。合併の準備を進める中で、3社の経営陣には共通の思いがあった。「それは、女性の活力を生かしきれていないということでした」と話すのは、現在人事部女性いきいき推進グループの課長を務める秋山典子さんだ。

損保ジャパン 人事部 女性いきいき推進グループ 課長の秋山典子さん(写真:皆木 優子、以下同)

損保ジャパン 人事部 女性いきいき推進グループ 課長の秋山典子さん (写真:皆木 優子、以下同)

 損害保険会社では数年ごとに転勤がある。このため、男性社員の配偶者である妻たちは、結婚当初は仕事を持っていても、最終的には家庭に専従するケースが多いという。「2002年当時、わが社の育児休業などの支援制度は、そういった専業主婦の妻を持つ男性たちが中心となって考えられたものでした。そのため、実際に働く女性たちの声は生かされていなかったのです。支援制度が、働く女性にとっては“絵に描いた餅”のようなところがあり、活用されていないという現状がありました」

 損保ジャパンでは「男女の性別を越えて、社員のさまざまな価値観(働き方)を受け入れ、働き続けられる企業」を目指すために、2002年、人事部でプロジェクトチームを発足。当時、人事部で人材開発グループの副長を務めていた秋山さんも一員となった。秋山さんらは、実際に働いている女性たちの声に耳を傾け、施策立案に生かすための組織として、合併に先駆けた2002年5月、「ウィメンズコミッティ」を立ち上げた。ウィメンズコミッティは、女性社員が本来業務とは別に、自主的に運営する組織である。

 ウィメンズコミッティ設立時の第1期のメンバーは、首都圏を中心に様々な部門、職種で働く女性16人を選抜した。現在、企業サービスセンター部医療保険室の室長を務める陶山さなえさんもその1人だ。陶山さんは入社4年目の1983年にお子さんを出産、産休を経て復帰しキャリアを積んできた。当時は本店サービスセンター部で課長代理を務めていたという。

 ウィメンズコミッティへ参加した理由を、陶山さんはこう話す。「その頃はまだ、結婚、妊娠したら退職するという雰囲気があったので、出産・育児の経験を持つ総合職の女性はあまりいませんでした。ウィメンズコミッティの活動を通して自分の経験を伝えることで、働き続けたいと思う女性たちの力になれたら、という思いがあったのです」

 陶山さんをはじめとするメンバーは、月2回のミーティングを重ね、「支援制度に、働く女性の視点が生かされていない」「制度に対して十分な理解が得られていない」といった、自分たちが生き生きと働くうえでの阻害要因を検討し、具体的な解決策を探っていった。その中で「仕事と家庭の両立」「キャリア形成」「意識改革」の3つの課題を設定。それに向けて、キャリアモデルとなる社外講師を招いての自主セミナー「Weセミナー」を企画したり、支援制度の拡充を提言するなど、意欲的に活動に取り組んだ。

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