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【第5回】派遣社員がセクハラを受けたケース

  • 田中 早苗

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2007年6月11日(月)

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今回の相談

 派遣社員の女性から「セクハラを受けた」と連絡を受けました。

 派遣社員の女性から、「派遣先の社員からセクハラを受けた」という連絡を受けました。この女性に面談したところ、大きく胸の開いた服を着ており、こういう言い方はまずいと思いますが「それではセクハラを受けても仕方ないのでは」という気も少ししてしまいました。

 その女性も、半分は社員を誘っているところがある、と別の人から聞かされています。どう対処したらいいでしょうか。(37歳、男性)


回答

 どのようなセクハラがなされたのか、事実確認を正確にすることが先決です。派遣元、派遣先と連携して、事後対応を行いましょう。

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 まず、その派遣社員にどのようなセクハラがなされたのか、事実確認を正確にしましょう。「半分は社員を誘っているところがある」との噂を真に受け、派遣社員に「あなたの服装にも問題があったのでは?」と言ったりすると、相手との信頼関係を損ね、解決できる事案も解決できなくなる恐れがあります。

 2人きりでデートも食事もしたことがないのに、キスをされたり胸を触られたりといった悪質なセクハラをされた場合、たとえ女性の方が派手な服装をしていても、セクハラをした社員の違法性は阻却されません。

 以前、警察が性犯罪者に対して、どうしてその被害者を選んだかの理由を調査した時、「派手な服装だったから」という理由は下位にあり、上位に来たのは「おとなしそうだったから」「訴えたりしなさそうだったから」という理由でした。

 私の経験からも、一般的にセクハラを受けやすいのは、年の若さや見た目の美しさよりも、おとなしそうなタイプが多い傾向にあります。派手な服装をしていると性に開放的なイメージを他人に与え、「この程度ならば、許してくれるだろう」という誤解を与えがちなのは否めません。しかし、派手な服装をしていてもシャキシャキと男性に物申すような女性は、セクハラ被害に遭いにくい傾向もあるのではないでしょうか。

 おとなしそうだから、訴えなさそうだからと相手の女性を軽く見てセクハラをしてしまう男性の行為だという視点を、常に持ちながら対処することが必要です。

 なお、このケースでは、派遣元企業の社員が相談を受けたと思われるので、相談結果をもとに、派遣元、派遣先と連携して、事後対応を行うことになります。

コメント1件コメント/レビュー

>>2人きりでデートも食事もしたことがないのに、キスをされたり胸を触られたりといった悪質なセクハラをされた場合、たとえ女性の方が派手な服装をしていても、セクハラをした社員の違法性は阻却されません。私は社員旅行で複数の社員の面前で、上記のようなことをされましたが、会社に訴えても無視され、弁護士に相談しても調停を薦められ、そんなことぐらいで訴訟は無理のようなことを言われました。結局その会社は辞め、自腹で調停を起こしましたが、月一度調停に行くため再就職したばかりの会社を休んだり、調停員から「弁護士を間に立てたら?」と更にお金がかかることを言われたりで、仕方なく半年後、僅かな慰謝料で引き下がりました。私としてはお金より相手の社会的制裁を望んでいたのですが、性的モラルが低下している現代「キスぐらい」という風潮があるのが現実です。(2007/11/21)

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>>2人きりでデートも食事もしたことがないのに、キスをされたり胸を触られたりといった悪質なセクハラをされた場合、たとえ女性の方が派手な服装をしていても、セクハラをした社員の違法性は阻却されません。私は社員旅行で複数の社員の面前で、上記のようなことをされましたが、会社に訴えても無視され、弁護士に相談しても調停を薦められ、そんなことぐらいで訴訟は無理のようなことを言われました。結局その会社は辞め、自腹で調停を起こしましたが、月一度調停に行くため再就職したばかりの会社を休んだり、調停員から「弁護士を間に立てたら?」と更にお金がかかることを言われたりで、仕方なく半年後、僅かな慰謝料で引き下がりました。私としてはお金より相手の社会的制裁を望んでいたのですが、性的モラルが低下している現代「キスぐらい」という風潮があるのが現実です。(2007/11/21)

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