「変えよう、男の働き方」

【第1回】“70歳現役時代”に生き残るには

男性こそワークライフバランスが必要

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2007年7月6日(金)

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 女性の仕事と家庭の両立支援やワークライフバランスについて、このウェブサイトでも何度か取り上げてきた。男性にとってのワークライフバランスは、今どうなっているのだろうか。

アパショナータ代表のパク・ジョアン・スックチャさん

アパショナータ代表のパク・ジョアン・スックチャさん(写真:山田 愼二、以下同)

 最近では育児休業を取る父親も増えているが(参考記事はこちら、まだ少数派と言える。

 そんな中、様々な立場のメンバーがともに働き方を考える「ワーク&ライフバランス研究会」が立ち上げられた。このメンバーを中心に、NPO法人(特定非営利活動法人)女子教育奨励会日本家庭生活研究協会などが主催するシンポジウム「ワークライフバランスシンポジウム 男の働き方を変えよう!」が、2007年10月26日に開催される運びとなった。

 なぜ今、男性の働き方に注目するのか。今回から数回にわたり、男性のワークライフバランスについて考察する。第1回目は、前述の研究会のメンバーであり、ワーク/ライフ コンサルタントのアパショナータ代表、パク・ジョアン・スックチャさんに話を伺った。

子供のいる女性だけを対象にしていてはダメ

 最近はワークライフバランスの注目度が高まり、企業は「女性のための、仕事と家事・育児の両立支援」などに取り組むことで、「子育てしながら勤めやすい企業」としての付加価値を打ち出そうとしている。

 どの会社も育児休業などの制度が整っていることを誇らしげに紹介するが、そのわりには制度利用を促す社内風土がお粗末だったり、末端まで告知が行き届かず「そんな制度があるとは知らなかった」という社員がいたりする。

 また、社員の長時間労働は相変わらずだ。「疲れて帰ってきた夫に、家事や育児を手伝ってと言いにくい」と嘆く、育児中の妻も後を絶たない。

 企業が力を入れているのに、日本のワークライフバランスの推進が進まないのはなぜか。これに対してパクさんは、「ワークライフバランスは子供のいる女性だけでなく、働く人すべての問題です」と指摘する。「日本は今『働き方の革新』をしていかないと、IT(情報技術)化、グローバル化の時代に取り残されてしまいます」

 2000年に日本で最初のワークライフバランスのコンサルタントとして独立したパクさんは、誰もワークライフバランスという言葉を知らない時代から、ずっと「日本人の働き方を変えよう」と主張し続けた。

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著者プロフィール

白河桃子(しらかわ とうこ)

白河桃子

1961年東京生まれ、慶應義塾大学文学部卒業。結婚、少子化など女性のライフスタイルに関する取材を数多く手掛る。著書に『「キャリモテ」の時代』(日本経済新聞出版社)、『跡取り娘の経営学』(日経BP出版センター)、『「婚活」時代』(ディスカヴァー・トゥエンティワン )など。

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