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第11回:日本HP
女性だけでなく、外国人や障害者のサポートも

最前線で活躍する川合昭子さん、高野澄子さんに聞く

2007年7月20日(金)

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 日本ヒューレット・パッカード(以下日本HP)における女性支援の歴史は長い。「1995年以前は『Come and Talk Women』というイベント運営を通して、ゲストを招いた講演会や男性社員を交じえたパネルディスカッションの開催など、女性の活動支援を行ってきました。しかし当時はまだ、ダイバーシティという言葉は用いられていませんでしたね」と語るのは、ダイバーシティ・キャリア推進部担当部長の川合昭子さんだ。

日本HP人事統括本部 スタッフィング・オペレーション本部 ダイバーシティ・キャリア推進部 担当部長の川合昭子さん

日本HP人事統括本部 スタッフィング・オペレーション本部 ダイバーシティ・キャリア推進部 担当部長の川合昭子さん (写真:皆木 優子、以下同)

 同社でダイバーシティという言葉が初めて正式に使われたのは、1996年だ。「人事部にダイバーシティの専任担当者が任命され、ダイバーシティについて学ぶため、担当者が半年間米国本社のダイバーシティ・チームに送りこまれたのです」

 以後、女性活用だけでなく、セクシュアル・ハラスメントに関する問題意識を高める取り組みや、日本で採用された外国人スタッフの孤独感を解消するネットワークグループも立ち上げられた。後者では、外国人が直面する困難の解消の手助けとなる福利厚生ハンドブックも作成した。また、障害者をサポートする「シードセンター」も2001年に設立した(後述)。

 「当時私は、福利厚生マネージャとして福利厚生制度を充実させたり、キャリアセンター長として社内制度のグローバル化、キャリア形成支援に携わる業務を担当していました」と川合さんは語る。こうして、性別、身体能力、人種、職務レベルの異なる人々が一つの会社を構成するというダイバーシティー本来の理念が、徐々に社内に浸透していったという。

ダイバーシティ・キャリア推進部の設立

 2004年5月、人事統括本部内に「ダイバーシティ・キャリア推進部」が正式に設立された。川合さんは当時をこう振り返る。

 「1996年以来、立場の異なった社員をサポートする取り組みが行われていたので、この推進部が設立されたことを、社員は当然のことと受け止めたようです。人事部内の一部の名称が変わったのかな、くらいでした。社内ではそうした土壌が既に醸成されていたのです」

 ダイバーシティ・キャリア推進部の立ち上げと同時に、「第1次3ヶ年計画」が立案された。米国本社からの要請もあり、この計画は女性活用の推進に力点を置いた。

 主要な4つの取り組みのうち1つ目は「メンタリング制度」である。人材育成に優れたミドルマネジメントの地位に就く社員がメンター(助言者)となり、マネジャー候補の女性社員にキャリアのアドバイスを行った。また、他の企業の社長などを迎えて、社内の女性社員に対してのメンタリングも試みられた。

「ダイバーシティーマネジメントに取り組む女たち」のバックナンバー

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