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ドイツ発: 食事と同じ“こだわり”に変化も

  • 中村 精潤

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2007年8月21日(火)

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 内部事情で恐縮ですが、この記事が「日経ビジネス オンライン」に掲載されると社内奨励金として1万円を支給されます。これをユーロに換算すると、昨今のユーロ高もあり60ユーロほどにしかなりません。この金額は、ここドイツにある日本食レストランに家族4人で夕食に出かけるものとしては、やや心許ない水準です。

 ドイツの平均的な日本食レストランでは、値段が手頃になる昼の定食でも、現在は1人当たり10~15ユーロかかってしまうからです。昼食なら60ユーロでも十分なのですが、1人当たりの単価が上がる夜は、安心してオーダーしにくいのが実情です。

 別にドイツの食費が高いわけではありません。むしろドイツ人にとっての常食であるサラミ、ハム、バター、パン、ビール、ワイン、チーズなどは、日本人の感覚からは非常に安い値段です。毎日食べるものですから、値段を軽々に上げにくいという状況もあるかもしれません。

 ドイツ人は食に対して「保守的」で、変わった食品にはあまり手を出さず、朝夕を問わずこれらのカルテスエッセン(冷たい食事)を口にします。もちろんここドイツでも日本食の刺身や寿司は食することができますが、都市部に住む一部のドイツ人を除けば生の魚を食べるという発想すらないような状況です。日本食が高くつくのは、ドイツ人の食の保守性から、消費量が少ないことが影響しているのかもしれません。

費用計上はアグレッシブ、利益計上は保守的

 ドイツは流行に安易に流れることはなく、質実剛健というイメージが根強くあります。流行に軽々に飛びつかず、しっかりとしたものを根強く守り続けていく。こうしたドイツ社会の保守的な態度は、会計制度にも表れています。

 その代表的な例が、想定される費用は可能な限り計上する一方で、利益は確定したものしか計上しないというものです。厳密に言えば、保守的なのは利益に対してであって、費用は逆に、「アグレッシブ」というのが適切かもしれません。ともかく不確定な段階で利益を計上することは、“御法度”なのです。

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