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Vol.7 「ノーブランドのメディア」はブランド品に勝てる?
(DVDやCD-Rの話ではありません、為念)

  • 小林弘人

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2007年12月6日(木)

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 よく尋ねられる質問のなかに、「だれでもメディア」を立ち上げて、人気を集めるにはどうしたらいいのか、というものがありますが、それについて少しだけ言及しておきます。

 少しだけ、と書いたのは、マジに書いたら、本一冊になるからね。ということで、小生が監修した本『企業のためのRSSマーケティング』(日経BP)をお勧めしておきます。「企業」と謳われているけれど、個人でも自分のメディアにトラフィックを集めるテクニックと考え方が初歩から解説されているので、ご一読いただければ幸いなり。

 オンサイト(メディア活動の拠点となるサイト)以外にも、SEOやSEMなどのオフサイトにおける施策を含め、「だれでもメディア」はメディア企業が行うようなマーケティングが必須となります。しかし、それより以前に自分がどんなに熱意を注いでも、多数の読者が読みたいとは思わないもの、あるいは巷にあふれているコンテンツを今さら編むことが得策なのかどうか…。

誰でもブログは書ける。誰でも会社は作れる

 考えてみたらわかりそうなことですが、なぜか「ブログで始めたら成功しますか?」など、目的よりも手法に関して寄せられる質問はとても多いのです。

 すでに無数のブロガーが存在し、そのなかでも、アルファブロガーと呼ばれる人や、自分のブログから収益を得ている人が一部存在します。月間数百万アクセスをもち、特定の分野で権威となっている個人のブロガーのなかに、私が知っている人で年収1000万円~2000万円の人がいます。そのうちの1人は、ほかにも仕事をしていますが、もう1人はブログ運営だけで生計を立てています。

 しかし、誰もがブログを運営すれば、その人と同じようになれるわけではありません。だれもが会社を興すことができますが、すべての会社が成功して常に黒字というわけではないのと同様です。

 「だれでもメディア」は、字義通り、だれでも立ち上げられます。ゆえに、「だれでもメディア」の競合は、だれでも、なのです。

 インターネット・ユーザーのパイが広がらない限り、競争はかなり激しいものになると覚悟しておいたほうがいいでしょう。

 これから、出版社などのメディア企業が抱える頭痛の種は、今後競合する相手が自分たちと似たような企業ではなく、1人か、もしくは数人くらいまでによってローコストで運営されるメディアとなります。

 高額の給与や家賃、諸経費という固定費縛りがある企業が、寝ずに頑張る個人と競り合うことは、大変なことです。前回に記したとおり、ネットの水平線上では、メディアはメディアですので、同じ土俵で競合しあうことは充分に想定されます。ゆえに、これからのメディア企業は、寡占的な部分に選択と集中を行い、そうでない「誰でもメディア」を目指す人たちは、ゲリラ戦を仕掛けていくことになります。

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