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ノーベル賞学者 江崎玲於奈氏が提言
追従者がリーダーに変わる条件

日経ビジネス4月28日・5月5日号特集連動

2008年4月30日(水)

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特集では企業経営者の条件に注目したが、どの世界でもリーダーには創造性が求められる。自ら厳しい環境を克服して、地平を切り開くにはどんな発想が大切なのか。ノーベル賞学者の江崎玲於奈氏に聞いた。
(聞き手は日経ビジネス記者 白壁 達久)

江崎 玲於奈(えさき・れおな)氏

江崎 玲於奈(えさき・れおな)氏
写真:本多 晃子

問:企業社会と同様、科学技術の研究分野でも、世界に誇れる日本人リーダーがあまり誕生しないと懸念を抱いていらっしゃいます。

答:研究の世界において、相対的に日本人はフォロワー(追従者)になりがちです。欧米の研究チームリーダーがグループの研究指針を示し、器用で真面目な日本人はそれに対して忠実に従う。これはこれで非常に評価すべき点ではあります。
 でも、ノーベル賞受賞者の数を見ると、欧米に比べて日本を含めたアジア人は極端に少ない。日本やアジアの研究者を追従者でなく、リーダーとして世界に羽ばたかせたい。そう思って、アジアの研究者の交流、そして世界のノーベル賞受賞者と触れ合える機会を積極的に作っています。

問:なぜ日本人は追従者になりがちなのでしょうか。

答:日本は明治維新まで鎖国を貫き、その後の産業革命も欧米から伝わってきた。知識習得志向は強いが、他人依存もまた強く、相対的に新しい知識は外から入ってくると思いがち。アジア全体的に同じことが言えると思います。
 もう1つ言えるのが、追従者はリスクが少ないということ。ただそれではリターンもまた少なくなってしまいます。

 オリンピックのようなスポーツ競技では、金メダルを取れなくとも、銀メダルや銅メダルでも十分に価値が高いでしょう。しかし、科学技術の分野、それも特許が絡んでくるものに関しては、金メダルでなければ全く意味がなくなってしまいます。トップの人間がすべての果実を取る。だから常にトップを走らなければいけません。その意識が日本人には希薄だと感じます。

問:どこに問題があるのでしょうか。

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「ノーベル賞学者 江崎玲於奈氏が提言
追従者がリーダーに変わる条件」の著者

白壁 達久

白壁 達久(しらかべ・たつひさ)

日経ビジネス記者

2002年関西大学経済学部卒業後、日経BP社に入社。日経ビジネス、日経ビジネスアソシエを経て、2015年から香港支局長としてアジア全体をカバーする。2016年8月から日経ビジネス記者に。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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