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東洋思想を取り入れようとする米国企業

米国のコーヒーチェーン、映画制作会社も中国伝統風水を利用

  • 清水瑛紀子

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2008年6月12日(木)

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 これから、「中国伝統風水」についてお話しさせていただきます清水瑛紀子あきこです。現在、米国・ロサンゼルスに住んでおり、在米15年になります。本業はIT(情報技術)関連のEPR(Enterprise Resource Planning)という企業統合管理システムのコンサルタントですが、米国で中国伝統風水をはじめとする中国五術を学び、現在隔月ごとに訪日しては、日本で中国風水や占術クラス、セミナーを開催しています。

 米国では風水鑑定が住居だけではなく、ビジネスにも多く利用されており、様々な分野で風水が利用されています。

なぜ、米国に住む私が風水を語ることができるのか

 まず、米国での風水事情を説明する前に、なぜ米国に住む私が風水を語ることができるのかをご説明したいと思います。

 ご存じのように、風水の発祥は中国ですが、私が住むロサンゼルスでたまたま中国人の老師から学ぶ機会があったのです。私が学んだ学校では伝統風水のみならず、中国五術を教えており、どのクラスを受けても基礎理論は同じで、深く学べば学ぶほど、その関連性が明確になりました。

 特に古書だけを信じるのではなく、現代という時代で実践を重ねてきた老師の経験をシェアできたことで、より深い洞察力を得ることができました。  また、しっかりとこの老師から中国伝統の風水を学べたので、他の老師から学ぶチャンスがあっても自分の中で内容をふるい分けができることができました。

発祥の地よりも欧米での研究が盛んに

 最近では発祥の地、中国よりも欧米で風水が研究されています。それは1960年代後半に起きたプロレタリア文化大革命で伝統文化が破壊され、多くの知識人が弾圧されたことが発端です。その時代に人材や知識の海外流出があり、風水もご多分に漏れず欧米諸国で研究発達したものと思われます。これはある意味で風水が広く海外に伝播したきっかけにもなっています。

 もともと風水は一子相伝の門外不出の秘伝と言われており、人目に触れることがありませんでした。日本では風水について書かれてある古書を手に入れて、研究されている方も少なからずいらっしゃいます。様々な流派があり、1つの流派を学ぶだけでも数年という月日を要します。私は風水の研究者でも学者でもありませんから、科学的な論証を述べたり、各流派の教えを収集し評価することはできませんし、それが目的ではありません。私は実際に米国や日本で経験・実行して得たこと、特に経営面で風水がどう生かされているのか、伝えていくのを目的にしています。

Feng Shuiコーナー

Feng Shuiコーナー

 米国では風水のことをFeng Shuiと呼びます。どの本屋にもFeng Shuiコーナーがあり、その本の数は日本で市販されている数よりも数倍多く販売されています。
 私が本業のコンピューター以外に風水の仕事をしていると言うと、ほとんどの米国人は興味を持って、風水について質問してきます。

 中には風水=迷信と捉えている人もいますし、宗教と考えている人もいます。このような考え方をする人は、ほとんどがクリスチャンでした。キリスト教の基準を考えると、迷信と考えられている風水に近づきたくないということなのでしょうか。それでも、最近はクリスチャンでも東洋の知恵というか、先人・古人の知恵を学びたいというオープンな人も増えてきています。

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