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すべては、快適な「寝床」を見つけたい から始まった

  • 清水瑛紀子

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2008年7月18日(金)

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より快適な環境はどこ?

 風水は古代から調査・研究されてきた環境開運法と言えます。風水について書かれた本によると、その始まりは4000~5000年前とも言われますが、風水を「人間が住む所」と考えると、それ以前の旧石器時代に遡ることができます。狩猟生活であった彼らの「ねぐら」「寝床」は主に洞窟でした。農耕生活になり、やっと「ねぐら」から集落ができ、そこに「住居」を定めるようになるのです。

 洞窟は風や雨、または猛獣から身を守る安全な住処でした。また一定の温度を保つため、寒さや暑さを避けることができました。やがて、ある洞窟では病に倒れる人が多く、ある洞窟では病気もせず、健康で生活する人もいるということに人々は気づきました。好ましい洞窟は、入り口が太陽の光を十分に享受できる方位に面しているため、ジメジメした洞窟内にも暖かい光が入っていることを発見しました。それが太陽の昇る東であり、また南という方位であったのです。洞窟はもともと薄暗い場所で換気も悪いですから、逆の北向きであれば、差し込む太陽の光は少なく、常に暗く寒く、不健康きわまりありません。

原始的な居住学

 実際、太陽の光は人間にとって、大いなるエネルギー源です。時差ぼけの生体時計の調整には、太陽の光を浴びるのが一番手っ取り早い解消法だと言われるほどです(「だから時差ぼけにはゴルフが良い」と言う人もいますが、現地到着後に18ホールも回る元気はありません)。米国から日本(東から西)に飛ぶのは到着時間も夕方ということもあり、時差ぼけは比較的楽ですが、日本から米国(西から東)へ戻る場合には常に時差ぼけがひどく、回復に時間がかかります。

 これは太陽の動きに逆らっているからだという説もあります。太陽は自然に恵みを与えると同時に私たち人間にも健康を与えてくれる自然エネルギーなのです。

 原始の人たちも、太陽との関係の中で、洞窟にも人間にとって快適な「ねぐら」とそうでない「ねぐら」があることに気がつきました。つまり、唯一の洞窟の出入り口の「方位」が人間に影響を与えていることが分かりました。これが生活するうえで快適な環境を見つけるという、原始的な意味での風水と言えるでしょう。

重要な第2条件は“時間”

 やがて火を使い、道具を利用してくるようになった人間は「ねぐら」の生活から、定住化して農耕生活に移ります。平地に住むようになり、生活も安定、サイクル化してきました。その中で、ある場所では何も状況が変わらないのに、ある場所では良くなっていくことを発見します。また田畑の収穫がある年は豊作で、ある年は不作であること、そして、それには季節であり天候が大きく影響していることが分かりました。これらの根底にあるのは「時間」です。

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