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お葬式にも結婚式のような感動を~
悲しいだけじゃない“感動葬儀社”が成長

アーバンフューネスコーポレーション

  • 新井祥子

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2008年7月16日(水)

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葬儀業界の伝統を変えた

 ブランド化や差別化が難しいと言われるサービス業で、既存業界の中で独自のポジションを築き、顧客からの高い評価を得ている企業がある。

 アーバンフューネスコーポレーション(本社港区赤坂)は、葬儀の伝統的な世界とは少し異なる葬儀を提供することで、高い顧客満足を得ている企業である。

 同社では「誰でも同じ送り方ではなく、故人らしい、その人らしい葬儀の仕方があるべき」との考えから、遺族の思いを反映した故人らしい葬儀を行うサービスを提供している。中川社長は前職の結婚式業においても「カスタマイズされたサービス」の提供で成功した経験があり、同様に「葬儀にもその人らしいものがあるべき」と考えて2002年に同社を設立した。

 現在は東京・神奈川・千葉・埼玉での葬儀に対応しており、東京都江戸川区西葛西に自社の直営葬儀場を保有している。

「人生はいろいろ。でも葬儀は同じスタイル」って変?

 「人はいろいろな人生を送っているのにそれとは関係なく、宗派が同じなら同じような葬式をするようになっています。従来、重視されていた地域色や宗教色が薄れているのにも関わらず、未だに宗教・地域中心となって行われていることに違和感がありました。どんな人生を送ってきたのかということや、送る側(遺族)の表現したい思いを式の中に取り入れることで自分らしい式ができると考えています」と中川社長は話す。

 同社は、これまでのしめやかで悲しい葬式とは異なり、「感動」を提供できる「感動葬儀社」をコンセプトに掲げている。ホームページ上には、葬儀メニューとして、「家族葬」「親族葬」「無宗教葬」「故人らしく」「火葬のみ」といった独特のメニューが並んでいる。同社にとって、インターネットは最も重要な営業・情報提供ツールである。

 文化・伝統とつながりの深い葬儀業において、新しいものを取り入れていくことには障壁は高く、ビジネスとしてのリスクは高かった。ただ、元々、病院や警察との関係がまったくなかったため、「むしろやりやすかったかもしれない」と中川社長は振り返る。

「残された人へのメッセージが大事」

 同社は「葬儀は残された人に向けてのメッセージが重要」との考えを持ち、それを「葬式を通じて勇気を与える」と表現している。
 葬式にはすべて故人にちなんだテーマを掲げるようにしている。そのテーマは、担当者が家族から様々な話を聞く過程で、家族のしぐさや表情を感じながら決める。その家族の思いを、思い出コーナーでの表現、ナレーション、音楽、祭壇、送り方など、様々な手段で表現するのである。営業段階での資料もカスタマイズされたものを用意し、居住区や規模に合わせた葬儀場の情報を提供している。葬儀業には珍しい固定客もいる。

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