• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

【第5回】あなたの会議が「絵」になったら

  • 小林 暢子

バックナンバー

2008年8月4日(月)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 「意見がかみ合わない。原因究明していても対策に目が行き、原因と対策の関係が一致しないことがある」、「発言の趣旨が不明なことが多い。意見ではなく、感想になったりする」。

 会議についての悩みでこれまた多く寄せられたのが「議論がかみ合わない」という問題だ。その原因は、意見を出す人の「話し下手」と、聞く人の「聞き下手」の両方がある。話す人が論旨を明確にして誰にでも理解できるように話し、聞く人も先入観にとらわれず、客観的に咀嚼できればこういう問題は起こらないのかもしれないが、そんな会議は本当にまれだろう。

 「話し上手」「聞き上手」になれるよう個人が努力することはもちろん大事だが、図などのツールを使って意見を整理することで、こうした課題にはかなり対応できる。例えば付せん紙に意見を書き出して、類似した意見がまとまるように張り替えていく「親和図」などは実際に使った経験のある方も多いのではないだろうか。

 ピープルフォーカス・コンサルティング(東京・渋谷)の松村卓朗取締役は、「アイデア出し、分析、絞り込みなど議論の段階に応じて、適切なツールを使うことで会議の生産性が上がる」と話す。

 図をホワイトボードや模造紙に書いておいて、会議で出た意見をファシリテーターが書き込んだり、付せん紙に意見を書いて張り替えたりしていく。こうやって会議の内容を構造的に整理していけば、議論の流れが分かりやすく、結論に至る道筋が明確になる。あらかじめ議論の構造が提示されているので、発言者もピントを絞った発言ができる。

 このような会議の「見える化」ツールが特に威力を発揮するのは、意思決定を目的とした会議だ。この連載の第3回「つめる会議、ずれる会議、けなす会議」で引用した「議論の『的』を作る」という手法もこの典型といえるだろう。最終的な意思決定に向けてどのような議論をすべきかが整理され、参加者に共有されていれば、わき道にそれたり後戻りしたりすることも減って効率が上がるし、たとえ自分の意見が通らなくてもその経緯が分かるので、結論に対する納得性も上がるというわけだ。

「絵」で理解を共有する

 こうしたツールは、議論を客観的に整理し、戦略的な優先度や実現可能性を吟味して妥当性の高い結論に導くうえで役立つ。つまりとてもロジカルなものなのだ。これとは別な形で会議を「見える化」する手法が最近注目を集めている。絵や図形、色彩を多用しながら議論を記録していく「グラフィック・ファシリテーション(もしくはファシリテーション・グラフィック)」というものだ。

コメント0

「「話し合う技術」を磨く」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

機械を売るんじゃなくて、電気が欲しい方に電気が起きる装置をソフトも含めて売るビジネスをしていこうと。

田中 孝雄 三井造船社長