• ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

第1講 始まりは幸せを感じることから

チャンスを気づかせてこそ、人は伸びる

2008年8月23日(土)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 学べる幸せ、教えられる幸せ――。

 この「幸せ」を、早稲田大学国際教養学部教授のカワン・スタントは、教える側にも教わる側にも、しっかりと感じ取ってほしいと切に願う。それを理解すれば、貴重な時間を無為に過ごして、目の前にある可能性を取り逃すことがないと、スタントの体には染み込んでいるからだ。

カワン・スタント(Ken Kawan Soetanto)早稲田大学国際教養学術院教授早稲田大学臨床教育科学研究所所長(写真:菅野 勝男)

カワン・スタント(Ken Kawan Soetanto)
早稲田大学国際教養学術院教授
早稲田大学臨床教育科学研究所所長
(写真:菅野 勝男)

 本人の心に火をつけてやる気を引き出すスタント・メソッド。その第一歩は、相手とその場に居合わせていることの意義を共有し、信頼関係を築くことから始まる。

 4月15日、2年生向けの講義「モチベーション&エデュケーション」の初回。講義の冒頭で、スタントは学生たちに語りかけた。

 「ある調査によると、東京大学の学生の過半数が『大学の講義が面白くない』と答えたという。どうしてだろう」

 突然の質問に学生たちは面食らった。学生たちに意見を求め、それに真摯に耳を傾ける。「学ぶ楽しさや素晴らしさを分かっていないからでしょうか」とある生徒の意見に、スタントは胸に手を当てて驚きを示した。

 「なるほど、よく考えましたね。素晴らしい!」

 そしてこう続けた。

 「ボクはあなたたちに約束する。この講義を通して、あなたたちの知識と意識を必ず高める。だから、あなたたちのやる気をボクにぶつけてほしい」と。

突然奪われた学ぶ機会

 学べることが、どれだけ幸せなことなのか。スタントがそれを痛感するきっかけになったのは、1965年。彼がまだインドネシアで高校1年生の時だった。

コメント18件コメント/レビュー

ある地方国立大学で論文も書かず、教育の域を外れたことをさせる教授がおり、それをアカハラだと訴えたところ学校側は詫びず、認めず、改めず、私は除籍をされて終わりました。生徒を預かるということは借金を負うと同じこと、その人の人生の負債を負うことだと考えています。必ず返す必要があるということです。まったく教育に関して責任を持たない人間が教育現場にいていいでしょうか!?大分教員不正採用よりもこのようないい加減な教授を辞めさせないようが問題だと思いますが。(2008/09/06)

「本気が作る「やる気」人間」のバックナンバー

一覧

「第1講 始まりは幸せを感じることから」の著者

白壁 達久

白壁 達久(しらかべ・たつひさ)

日経ビジネス記者

2002年関西大学経済学部卒業後、日経BP社に入社。日経ビジネス、日経ビジネスアソシエを経て、2015年から香港支局長としてアジア全体をカバーする。2016年8月から日経ビジネス記者に。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ある地方国立大学で論文も書かず、教育の域を外れたことをさせる教授がおり、それをアカハラだと訴えたところ学校側は詫びず、認めず、改めず、私は除籍をされて終わりました。生徒を預かるということは借金を負うと同じこと、その人の人生の負債を負うことだと考えています。必ず返す必要があるということです。まったく教育に関して責任を持たない人間が教育現場にいていいでしょうか!?大分教員不正採用よりもこのようないい加減な教授を辞めさせないようが問題だと思いますが。(2008/09/06)

自分はまだまだ人にモノを教えられるような立場にはありませんが、職場を含め人間関係のありように対して自分自身の在り方を痛烈に批判を浴びているような感覚を覚えました。知識や情報のカタマリになってはいけないのですよね…心の通った人間同士の関係なのだから、感情や精神をぶつけて高めあえるような関係を気づいていかないと。非常に教わる事の多い内容の記事だと思います。(2008/08/27)

この4月から大学の通信教育を受けています。学ぶ楽しさをまさに実感しています。誰の意思でもなく、自分の意思で自分が学びたいことを学ぶって、こんなに楽しいこととは知りませんでした。レポートやテストはたしかに大変ですが、その大変さもまた楽しく。。。先生方も夏の暑い盛りにスクーリングに来て頂いて大変だとは思うのですが「通学の学生よりも講義を熱心に聴く姿に、非常にやりがいを感じる」とのことでした。(2008/08/27)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

日本の経営者は、経験を積んだ事業なら 失敗しないと思い込む傾向がある。

三品 和広 神戸大学教授