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第1講 始まりは幸せを感じることから

チャンスを気づかせてこそ、人は伸びる

2008年8月23日(土)

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 学べる幸せ、教えられる幸せ――。

 この「幸せ」を、早稲田大学国際教養学部教授のカワン・スタントは、教える側にも教わる側にも、しっかりと感じ取ってほしいと切に願う。それを理解すれば、貴重な時間を無為に過ごして、目の前にある可能性を取り逃すことがないと、スタントの体には染み込んでいるからだ。

カワン・スタント(Ken Kawan Soetanto)早稲田大学国際教養学術院教授早稲田大学臨床教育科学研究所所長(写真:菅野 勝男)

カワン・スタント(Ken Kawan Soetanto)
早稲田大学国際教養学術院教授
早稲田大学臨床教育科学研究所所長
(写真:菅野 勝男)

 本人の心に火をつけてやる気を引き出すスタント・メソッド。その第一歩は、相手とその場に居合わせていることの意義を共有し、信頼関係を築くことから始まる。

 4月15日、2年生向けの講義「モチベーション&エデュケーション」の初回。講義の冒頭で、スタントは学生たちに語りかけた。

 「ある調査によると、東京大学の学生の過半数が『大学の講義が面白くない』と答えたという。どうしてだろう」

 突然の質問に学生たちは面食らった。学生たちに意見を求め、それに真摯に耳を傾ける。「学ぶ楽しさや素晴らしさを分かっていないからでしょうか」とある生徒の意見に、スタントは胸に手を当てて驚きを示した。

 「なるほど、よく考えましたね。素晴らしい!」

 そしてこう続けた。

 「ボクはあなたたちに約束する。この講義を通して、あなたたちの知識と意識を必ず高める。だから、あなたたちのやる気をボクにぶつけてほしい」と。

突然奪われた学ぶ機会

 学べることが、どれだけ幸せなことなのか。スタントがそれを痛感するきっかけになったのは、1965年。彼がまだインドネシアで高校1年生の時だった。

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「第1講 始まりは幸せを感じることから」の著者

白壁 達久

白壁 達久(しらかべ・たつひさ)

日経ビジネス記者

2002年関西大学経済学部卒業後、日経BP社に入社。日経ビジネス、日経ビジネスアソシエを経て、2015年から香港支局長としてアジア全体をカバーする。2016年8月から日経ビジネス記者に。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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