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リーダーが“悪癖”を自発的に直す方法

ジャック・ウェルチの“師匠”マーシャル・ゴールドスミス氏に聞く(後編)

2008年9月27日(土)

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 企業のエグゼクティブ(経営幹部)がトップに立つためには、直さなければならない“悪癖”が1つや2つは必ずある──。

 米ゼネラル・エレクトリック(GE)の前会長兼CEOのジャック・ウェルチ氏など、数多くの経営者を指導してきたゴールドスミス氏は、前編でこう指摘した。

 そして、悪癖を直してもらうのがエグゼクティブコーチの仕事だと続ける。しかし、悪癖を解消するためにどのようなことに取り組めばいいのだろうか。ゴールドスミス氏が取っておきの方法を伝授する。

(本誌による要約日経ビジネスマネジメント 中野目 純一)

 悪癖にはいろいろありますが、それを直すのに重要なのは、心を開いて周りの人から学ぶことですね。

 実際、部下や家族など、周りにいる人から学べることはたくさんあります。それができないのは本気で学ぼうとしないからです。

 心を開いて改めて見れば、周りの人や景色までがそれまでとは違って見えるはずです。

リーダーは他者から積極的に学ぼうとする

マーシャル・ゴールドスミス(Marshall Goldsmith)氏

マーシャル・ゴールドスミス(Marshall Goldsmith)氏
1949年米ケンタッキー州生まれ。エグゼクティブコーチの第一人者として世界的に知られる。米インディアナ大学経営大学院でMBA(経営学修士)、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校で博士号を取得。著書に『コーチングの神様が教える「できる人」の法則』(日本経済新聞出版社)など
(写真:Denis Poroy)

 実はエグゼクティブコーチとしての私は、コーチングの相手を変えることはできません。私は、相手が周囲の人々から学習するようになるのを手助けするだけなのです。

 これまで、私は国内外の数多くのリーダーと呼ばれる人たちと接する機会がありましたが、彼らは全員、周囲の人から学ぼうという姿勢を持っていました。

 他者から積極的に学ぼうという姿勢が身につけば、「フィードフォワード」と呼ぶ手法を実践することができるようになります。

 これは周りの人々がどのように感じるかを予測して、自らの言動の改善につなげるというものです。フィードフォワードができるようになれば、もう私の助けがなくても、自発的に変わっていくことが可能になります。

 このようにエグゼクティブコーチとしての私の仕事は、エグゼクティブ本人の自発的な取り組みをお膳立てすることに限られます。

 それによって、本人が自ら努力して悪癖が解消されれば、本人だけでなく周囲で働く部下や家族などにとっても幸せなことでしょう。

 もちろん、私にとってもうれしいことです。エグゼクティブコーチとしての報酬も受け取れますしね。

仕事に愛着を持て

 リーダーに対する最も重要なアドバイスを選ぶとすれば、やはり学び続けて、常に自らを改善していくことが最初に来ますね。

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「リーダーが“悪癖”を自発的に直す方法」の著者

中野目 純一

中野目 純一(なかのめ・じゅんいち)

日経ビジネス副編集長

2012年4月から日経ビジネス副編集長。マネジメント分野を担当し、国内外の経営者、クリステンセン、ポーター、プラハラードら経営学の泰斗のインタビューを多数手がける。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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