渋澤 健の資本主義と道徳
明治から大正にかけて日本に近代経済社会の基礎を作った実業家、渋沢栄一。日本で初めて銀行を創立し、日本初の株式制度を導入した「日本資本主義の父」です。栄一が主張したのは「論語と算盤の一致」。すなわち、中国の古典『論語』にある道徳と、“金儲け”である経済という、相容れない2つを融合させることこそ、日本の発展には不可欠という考え方です。混迷を極める世界経済に翻弄され、新たな経済の秩序を模索せざるを得ない現代、栄一の言葉は多くの示唆を我々に与えます。栄一の日本的思想を基に、資本主義とは何かについて考えます。コラムは同じ内容を英語と日本語で交互に連載するスタイルです。日本語は英文の逐語訳としてお読みいただくより、前週に掲載した英文をより深く理解するための独立したコラムとしてお読みいただければと思います。
記事一覧
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【最終回】今だからこそ、経営に「道徳資本主義」を
人材という企業の貴重な資源を評価する長期投資家も存在しています。資本市場のうわべだけの要求によって、企業にとって最も重要な資源の開発を促進する大事な投資を抑制すべきではありません。
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「論語に出合って良かった」と思う時
Encounter with “Rongo”
優良な日本企業は、過去の栄光の根源が「人」であることに目を向けて、投資を実施する姿勢を崩すべきではありません。これを、期待している投資家は、決して少なくありません。
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日本のスイッチを再び「オン」にするために
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「辛苦を嘗めて、はじめて成功を見るものである」
Everything Happens for a Reason
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ヘッジファンドの社長は「お母さん」
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「もう半分」の労働力をどう生かす?
Utilizing the “Other Half”
人口減少に悩まされる日本は、将来の経済成長は望めない説が一般的です。どれほど大規模な少子化対策を打ち出したとしても、すぐに経済活動を担う成人の人口増につながるワケではありません
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「およそ人たるものは、この世を黄金世界となすべき」
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「Civility」で考えるこれからの投資
Civil Society for the 21st Century
渋沢栄一は、このような言葉を私たちに遺してくれました。「この世の中を黄金世界にする責任を、私たちは自覚しなければならない」と。
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決断の先延ばしは仕事のパッションを削ぐ
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「ちょっと考えさせて」が発する誤ったシグナル
The Risk of Thinking About It
私たちは職場において、常に判断を迫られています。返事をする前に熟考するのは当たり前ですが、相手にはそんな意図は完全には伝わりません。それどころか、誤ったシグナルを発信してしまっているかもしれません。
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「儲けは皆のもの、損失は個人のもの」でいい?
「勉強になりました」。投資で損失を被った人から、このような言葉を聞くことは意外と感じるかもしれませんが、日本ではよく耳にする言葉です。特に機関投資家の会議室では――。
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投資で損すると「勉強になりました」と言う日本人
The Education of Doing
投資で損失を被った人から、「勉強になりました」という言葉をしばしば聞くことがあります。本人にとって、いったい何が“勉強”になったのでしょうか。
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医療界も金融界も「サービス業」
医療界ではスペシャリストの権威が高く、ジェネラリストよりも労働条件や報酬が良いという傾向があるようですが、これは金融界と似通っています。
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優秀な臨床医に必要な“スキル”とは
Specialists and Generalists
「忠恕」とは、誠実で思いやりがあることです。渋沢栄一は、約500社の会社の設立に関与したために「日本の資本主義の父」と言われていますが、実は600ほどの非営利組織・社会活動の設立に貢献して...
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脅威の新興国日本に共感を呼んだ栄一
もともと栄一の「先生」は欧州でした。確かに19世紀までは欧州の時代でした。しかし、時代の潮流の中で栄一が読み取ったのは、20世紀は若く力強い気質を感じる米国の時代が来るということでした。
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多様性の世紀におけるリーダー像
Diversity in the 21st Century
19世紀までは欧州の時代でしたが、20世紀はアメリカの時代だと栄一は読んでいたのでしょう。これが的中しました。しかし、21世紀のアメリカの様子は、栄一が感じたアメリカとはちょっと違ってきたようです。
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破壊と抑圧を乗り越えた強さに学ぶもの
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逆境を嘆く前に克服する強さを
The Legacy of Overcoming Misfortunes
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投資の結果は「点」や「線」だけでは測れない
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「かれらは糟粕に等しい金銭財宝を主としている」
Money and Success








