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【日本を救う小さなトップランナー】
西島(金属加工専用工作機械の製造・販売)

勤続50年、定年のない会社

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2008年11月28日(金)

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 世界に通じるモノ作り。本誌はこれまで高い技術と生産能力を持つ日本企業を多く描いてきた。その対象はトヨタ自動車やソニーといった大企業に限らない。規模が小さく、知名度が低くても、産業界に欠かせない製品や部品を作る中小企業が全国に数多くある。

 このシリーズでは本誌の人気コラム「小さなトップランナー」から優れたモノ作りの現場を紹介した記事を連続で取り上げる。

* * *

2008年3月17日号より

定年がなく、70代のベテラン社員が製品の開発や後進の指導に当たる。
一方で、実力主義で30代を管理職に抜擢。若手の士気向上も怠らない。
ベテランと若手が自動車や植物向け機械で技術力向上に切磋琢磨する。

(中野目 純一)

 勤続50年表彰――。こんな制度を昨年12月に設けた会社が、地元の新聞やテレビなどで注目を集めている。愛知県豊橋市で金属加工の専用工作機械をオーダーメードで製造・販売する西島だ。

 1924(大正13)年に創業し84年の歴史を持つ同社は、主に自動車メーカーに専用工作機械を納入している。設計から部品の製造、組み立てまでを自社で一貫して手がけ、自動車メーカーが求める高い品質をクリア。さらに1人で複数の作業をこなす多能工を駆使して、機械の製造コスト削減と納期の短縮を実現する。こうした点が評価され、トヨタ自動車や日産自動車との取引を約40年にわたって続けている。

工場で年齢の様々な社員に囲まれる西島篤師社長(右から3人目)

工場で年齢の様々な社員に囲まれる西島篤師社長(右から3人目) (写真:上野 英和)

 西島に勤続50年の社員がいるのは定年制度がないため。140人の従業員のうち、60歳を超えても現役で働く人が18人いる。「結婚50年を祝う金婚式があるなら、会社との金婚式に当たる表彰制度があってもいいと思いついた」。西島篤師社長は勤続50年表彰を創設した理由をこう話す。

 表彰の第1号となったのは、平尾隆義さん(74歳)、兵藤勝哉さん(74歳、次ページの写真右)、戸澤秀夫さん(66歳、左の写真の左から2人目)の3人。いずれも今も工場の現場に立ち、後進を指導しながら工作機械の開発や製造に取り組む技術者だ。

 表彰では金婚式にちなんで、記念品として3人に純金製のメダルを贈呈。3人の夫人にも真珠をあしらった純金製ブローチを贈った。さらに3日間の休暇と1泊2日宿泊券、リフレッシュ金を授与した。

60歳を超えて「花ロボ」を開発

 定年のないことが注目されている点について、西島社長は「特別とは考えていない」と言い切る。

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