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【日本を救う小さなトップランナー】
ライト光機製作所(光学機器の製造・販売)

900m先の的にズームイン

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2008年12月8日(月)

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 世界に通じるモノ作り。本誌はこれまで高い技術と生産能力を持つ日本企業を多く描いてきた。その対象はトヨタ自動車やソニーといった大企業に限らない。規模が小さく、知名度が低くても、産業界に欠かせない製品や部品を作る中小企業が全国に数多くある。

 このシリーズでは本誌の人気コラム「小さなトップランナー」から優れたモノ作りの現場を紹介した記事を連続で取り上げる。

* * *

2008年5月19日号より

競技用ライフルスコープ(望遠鏡)の生産で国内トップシェアを占める。
発砲時の衝撃でも照準がぶれず、900m先の標的に当てる精度を誇る。
高級品に特化、サブプライムローン問題で揺れる米国で売上高を伸ばす。

(小笠原 啓)

 長野県諏訪市。セイコーエプソンなどが本社を構える光学機器産業の集積地に、世界のプロが認める中小企業がある。「ライト光機製作所」だ。

主力商品のライフルスコープを持つ、ライト光機製作所の岩波雅富社長(長野県諏訪市の本社で)

主力商品のライフルスコープを持つ、ライト光機製作所の岩波雅富社長(長野県諏訪市の本社で)(写真:川口 正志)

 ライト光機が手がけるのは、狩猟や射撃競技で使われる「ライフルスコープ」。遠く離れた標的に照準を合わせ、ライフルで正確に撃ち抜くための望遠鏡だ。特に米国で人気の「ベンチレストシューティング」という競技では、無類の強さを発揮する。

 オリンピック競技にもなっているクレー射撃では、射程は最大で36m。ライフル射撃でも標的までの距離は300mに過ぎない。それに対し、ベンチレストシューティングでは、1000ヤード(約900m)先にある直径15cmの標的を狙い撃つ。

米国の大会で上位を独占

 肉眼で標的を確認するのはまず不可能だ。勝負は使用するライフルスコープの性能に左右される。ライト光機の岩波雅富社長は「毎年米国で行われる大会では、上位5位までを当社のスコープを使った選手がほぼ独占する」と胸を張る。

 市場でのシェアも高い。ライト光機は米光学機器メーカー向けのOEM(相手先ブランドによる生産)を手がけているが、「作っているのは最高級品ばかり。金額で見ると、国内シェアの約7割、主要市場の米国でも約25%のシェアを持つ」と岩波社長は語る。世界トップメーカーの一角を占める存在だ(軍事用を除く)。

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