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【日本を救う小さなトップランナー】
クリーンベンチャー21(球状シリコン太陽電池の開発・製造)

シャープ、三洋を技術で猛追

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2008年12月24日(水)

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 世界に通じるモノ作り。本誌はこれまで高い技術と生産能力を持つ日本企業を多く描いてきた。その対象はトヨタ自動車やソニーといった大企業に限らない。規模が小さく、知名度が低くても、産業界に欠かせない製品や部品を作る中小企業が全国に数多くある。

 このシリーズでは本誌の人気コラム「小さなトップランナー」から優れたモノ作りの現場を紹介した記事を連続で取り上げる。

* * *

2008年9月22日号より

次世代エネルギーとして開発競争が進む太陽電池。
シャープや三洋が投資を増やす中、注目を集めるベンチャー企業がある。
松下を飛び出した創業社長は、発電効率を高める技術で市場を拓く。

(白壁 達久)

 次世代エネルギーとして、世界的な開発競争が進む太陽電池。国内では三菱電機が8月、2011年度までに太陽光発電システム製造設備に約500億円を投資する計画を発表。シャープも今年3月、2010年3月までに720億円を投じ、薄膜太陽電池の工場を新設すると発表している。

乱反射で光を球に集める

シリコン使用量を抑え、薄くて軽く、曲げることができる球状シリコン太陽電池を持つ室園幹夫社長(本社で)(写真:今 紀之、以下同)

 大企業が先行者利益を獲得すべく、人材や資金を積極的につぎ込む激戦の舞台で、キラ星のごとく登場したベンチャー企業がある。京都市南区に本社を置くクリーンベンチャー21(CV21、室園幹夫社長)がそれだ。

 CV21は今年6月に量産を始めたばかり。しかし、その独自技術には定評がある。「球状シリコン太陽電池」と呼ばれるもので、使うシリコンの量が、従来技術の板状シリコン太陽電池に比べて5分の1程度にまで減らせると言われる。資源高騰によるシリコン争奪戦に対応できる“夢の製品”なのだ。

 球状シリコン太陽電池の基礎技術は、1970年代に米国で確立されていた。しかし、製品の歩留まり率が低く、本格的に量産する企業は少なかった。CV21は歩留まりを高める技術を開発し、量産化にこぎ着けた。

 現在は京都市内の工場で、太陽電池パネル(1枚のサイズは縦5cm、横15cm)を月産2000枚程度作っている。今年中に本格的な量産に移り、3万~4万枚へと大幅に増やす見込みだ。

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