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【日本を救う小さなトップランナー】
ジャパンアクアテック(流水型入浴設備の製造・販売)

ヒトもフグも水流で鍛える

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2009年1月28日(水)

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 世界に通じるモノ作り。本誌はこれまで高い技術と生産能力を持つ日本企業を多く描いてきた。その対象はトヨタ自動車やソニーといった大企業に限らない。規模が小さく、知名度が低くても、産業界に欠かせない製品や部品を作る中小企業が全国に数多くある。

 このシリーズでは本誌の人気コラム「小さなトップランナー」から優れたモノ作りの現場を紹介した記事を連続で取り上げる。
(注)内容はすべて雑誌掲載時のものです。

* * *

2007年3月12日号より

造船所をリストラされた「水流の匠」たちがベンチャー企業を設立。
健康増進のための入浴設備から、魚の陸上養殖まで幅広い商品を手がける。
全国の研究者との信頼のネットワークが成長を支えている。

(石川 潤)

流水型入浴設備のショールームと谷口大社長

流水型入浴設備のショールームと谷口大社長 (写真:西島 善和)

 長崎県佐世保市は造船所とともに発展してきた町だ。それだけに地元の代表的な企業である佐世保重工業が1970年代の終わりに経営危機に陥ると、町全体が重苦しい空気に包まれた。

 「再建の神様」とも呼ばれた来島どっく(現在は新来島どっく)の坪内寿夫氏(故人)に経営の舵取りが委ねられ、リストラの嵐が造船所を襲った。管理職を9割以上削減するなどの荒療治が施され、多くの社員が失意のうちに会社を去っていった。

 しかしそうした中で、少数派ではあるが、会社という枠から飛び出すことで輝きを増した社員もいた。船の推進性能を研究するチームの仲間とスピンアウト(転出)し、ベンチャー企業の旗揚げに参画したジャパンアクアテック(佐世保市)の谷口大社長も、そんな1人だ。

プロペラで贅肉を揺さぶる

 ジャパンアクアテックは、流体工学を基にした造船所仕込みの水流の技術によって、健康増進のための入浴設備などを手がけるベンチャー企業だ。創業メンバーである谷口社長は、造船所時代も上司だった小倉理一氏(故人)から2001年に社長職を引き継いだ。2006年9月期の売上高は4億7000万円、経常利益は2000万円。売り上げ規模はまだまだ小さく、波もあるが、着実に利益を上げられる体質に育ってきている。

 主力商品は、プロペラによって最大で秒速2.5mという速い水の流れを作り出し、マッサージ効果を高めた流水型の入浴設備だ。

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日本全体として若い世代にもっと所得の分配をしていくべきだと思う。

川野 幸夫 ヤオコー 会長