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南国フィジーで起業
「お得な留学」でOL・親子連れがやって来た

サウスパシフィック・フリーバードの谷口浩社長

  • 北方 雅人

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2009年3月17日(火)

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リゾート地として知られる南国フィジーで
英語の語学学校を徒手空拳で設立。
直営の学校を拠点にきめ細かな留学生活を提供する。
欧米への語学留学の約3分の1という格安料金で
OLや学生、親子連れなどを幅広く集客する。

PROFILE
1972年福井県生まれ。中国・上海の同済大学中退。香港のマンション分譲会社、タイの建設会社に勤務した後、帰国。父が経営する建設会社に入るが、父と衝突を繰り返して退社。2000年、金沢市で中国人労働者の日本語教育などを手掛ける北陸対外事業協同組合を設立し、理事長に就任。2004年に辞任し、South Pacific Free Birdを設立。フィジー諸島共和国で英語学校を開き、格安の語学留学事業を始める

語学留学先として、南太平洋に浮かぶフィジー諸島共和国の人気が急上昇している。仕掛け人は、South Pacific Free Bird(サウスパシフィック・フリーバード)の社長、谷口浩(37歳)。日本人にとって、フィジーは海が美しい南国のリゾートというイメージが強い。その地で、谷口は2004年、同国初の英語学校を開いた。

 受け入れ留学生は1年目こそ54人だったが、2年目以降は250人(05年度)、1050人(06年度)、2218人(07年度)と倍々で増加。今年度も前年比2倍の5000人を見込む。OLや学生のほか、リゾート気分で訪れる親子連れも多い。谷口の功績で、フィジーは米国や英国などと並ぶ英語留学の人気スポットになった。

 ターゲットは日本人だけではない。谷口は当初から、フィジー留学を世界に広めることを考えていた。04年に韓国、06年には中国に早々と営業拠点(フランチャイズチェーン)を開設した。アジアのほか、中東からも留学生を広く集めており、日本人以外が約2割を占める。

直営の語学学校で仲介手数料を省く

 急成長の要因は、留学費用の安さだ。渡航費を除く費用(宿泊費や食費も含む)は1カ月で11万~13万円、1年間で100万円前後と、欧米への留学費用の約3分の1。これなら金銭面で留学をあきらめていた若年層にも手が届く。

 安くできるのは、物価の安さに加え、自社で語学学校を運営しているからだ。国内の旅行会社や留学エージェント(代理店)が現地の語学学校を手配する方式が一般的だが、自社直営の語学学校なら仲介手数料が省ける。しかも、2つの校舎は空き校舎を安く利用したものだ。

 「フィジーは教育水準が高くて子供の教育費を惜しまない傾向があるが、近年教育費が高騰したために少子化が進んだ。子供が減った結果、空き校舎が増え社会問題になっていた」

 少子化に伴い、職を失った教師も多かった。谷口は、現在45人のフィジー人教師をすべて正社員として雇っている。それでも欧米などに比べれば賃金水準が低いので、人件費の負担は軽いという。

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