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観光庁ができて何が変わったのか
初代長官 本保芳明氏インタビュー

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2009年2月10日(火)

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壁に張られた顔写真

共通図表「観光」

 外務省と通りを挟んだ合同庁舎3号館。霞が関にある中央省庁の中でも、お堀に最も近い建物の1つである。セキュリティーを済ませ、歴史を感じさせる建物を3階まで上がると、そこに観光庁がある。

 観光庁の一角には他の省庁では、見かけないものがある。それは、各部門別の入り口横に張り出された職員一覧だ。役職とフルネームに加えて、履歴書に貼付するものと同じくらいのサイズの顔写真が掲載されている。「なんだ、そんなこと」と思う方もいるかもしれないが、中央省庁としては、ある意味、画期的だろう。まさに「開かれた観光庁」に向かう努力の一端を垣間見た気がした。

 しかし残念ながら、その場を訪れなければ、こういった努力は国民には分からない。

 2008年10月1日の発足直後から、100年に1度とも言われる大不況が襲いかかり、観光全体が強烈な逆風にさらされている。訪日外国人旅行者数の目標であった、2010年の1000万人も1年を残して達成するか、と言われていた矢先の経済環境の激変である。

 激変する中での舵取りの難しさは、民間企業のみならず、行政においても同様ではないだろうか。発足から4カ月。観光庁は、なぜ発足し、何をしようとしているのか。そして、この局面に対して、どんな舵取りをしていこうとしているのか。我々は、初代長官である本保芳明(ほんぽ・よしあき)氏に、お話を伺った。

観光庁の役割は何か

 2007年1月に、観光立国推進基本法が施行された。同年6月には、観光立国推進基本計画が閣議決定され、そんな中、観光立国実現のためには、国全体として取り組むための体制が必要、という背景から観光庁は誕生した。

 観光庁のホームページの「観光庁について」には、以下の3つが記されている。

 ① 諸外国に対して、観光庁が我が国政府を代表し、対外的な発信力を強化します。

 ② 観光庁長官のリーダーシップにより、縦割りを廃し、政府をあげての取組みを強化します。

 ③ 観光庁は地域・国民の皆様に対し、観光に関するワンストップ的な窓口となります。

 つまり、国内外に対して観光に関する窓口となり、従来の縦割りを廃して横断的な活動を展開する、これが観光庁の役割なのだ。そしてこれは、中央省庁における観光庁の役割であり、地方自治体や民間との関係における役割はまた別にある。

写真、観光庁長官 本保芳明氏

 「ものすごく大雑把に言えば、観光における全体最適を図っていくことが、最も大きな行政の役割である」と本保氏は語る。「全体最適」という言葉は、民間企業でも度々使われてきた。国レベルの行政が考える「全体最適」と、民間の考える「全体最適」に違いはあるのだろうか。

 本保氏によれば、最も大きな違いは「短期的な視点よりも、中長期的な視点で動くこと」だと言う。

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