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【日本を救う小さなトップランナー】
ワーロン(和紙入り装飾樹脂板の製造・販売)

モノ作りの力で和の伝統守る

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2009年2月9日(月)

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 世界に通じるモノ作り。本誌はこれまで高い技術と生産能力を持つ日本企業を多く描いてきた。その対象はトヨタ自動車やソニーといった大企業に限らない。規模が小さく、知名度が低くても、産業界に欠かせない製品や部品を作る中小企業が全国に数多くある。

 このシリーズでは本誌の人気コラム「小さなトップランナー」から優れたモノ作りの現場を紹介した記事を連続で取り上げる。
(注)内容はすべて雑誌掲載時のものです。

* * *

2007年5月7日号より

家や店舗で使われる和紙入りの装飾樹脂板市場でシェア8割。
和紙を樹脂で強化することで、障子を張り替える手間を減らした。
豊富な品揃えと短納期を武器に、ニッチ市場を切り開く。

(熊野 信一郎)

 日本全体で和室の数が減り続けている。いすとテーブルを使う生活スタイルが一般的になったことが最大の原因だ。さらに、畳の交換や障子紙の張り替えなど、メンテナンスに手間がかかることも和室離れを加速させている。そんな中、その“面倒くささ”をチャンスに変えた企業がある。

飲食店の内装用が好調

 JR名古屋駅から車で5分ほどの下町に本社を置くワーロンがそれだ。和紙を樹脂で強化した内装材を製造・販売しているワーロンは、和紙を使った装飾樹脂板で市場の80%を握る。

 同社の主力製品「ワーロンシート」は、和紙を樹脂で挟むようにして張り合わせたものだ。見た目は和紙そのもので、表面はざらざらとした質感をしている。しかし、硬さは樹脂と同じなので、普通の障子紙のように穴が開いたり、破れたりすることがない。火や水に対しても強く、障子の枠に張りやすいなどの長所もある。

 ワーロンでは色やデザイン、樹脂の種類や厚さなどが異なる600種類もの製品をラインアップする。建設会社や内装業者、住宅メーカーなどが主な顧客で、同社の製品はホテルや旅館、飲食店からオフィスビルや老人介護施設、個人の住宅に至るまで、様々な場所で採用されている。障子紙や天井、間仕切り、照明器具のカバー、看板など用途も幅広い。インテリアの業界では、ワーロンという名称が、和風の装飾樹脂板を示す普通名詞としても使われているほどだ。

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