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競争率約1000倍 でも就職したい

1万8000人がこのベンチャーを希望するわけ(その1)

2009年2月23日(月)

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増永: 当社のメイン事業は携帯電話向けコンテンツの広告仲介業です。モバイル広告の種類はいわゆる純広告と、アフィリエイト広告、リスティング広告・検索連動型広告です。モバイル広告で重要なのは誰が何をどれだけ見たのか。またどれだけ購買につながったのか。広告主さんとしてはそれが知りたいわけです。

 そこで強力なツールが、広告効果測定のためのAD Counter(アドカウンター)というシステムです。これはモバイル広告を専門に効果を測るシステムで、すべて自社開発しました。

増永社長

増永 寛之(ますなが・ひろゆき)氏
ライブレボリューション代表取締役社長
1974年生まれ 奈良県出身。早稲田大学大学院商学研究科修了。「宇宙一の企業を創る」― 2000年8月、株式会社ライブレボリューションの代表取締役社長に就任。読者数18万人を超える経営者向けメールマガジン『プレジデントビジョン』の発行者。著書に『宇宙一愛される経営』(総合法令出版)、『プレジデントビジョ ン 起業への情熱』(アーク出版)などがある

 実は、パソコン向けネット広告を扱ってきた広告代理店がモバイル広告を始めるのは、そんなに簡単ではありません。モバイル向けの広告測定の仕組みがないと、お客様が満足できるサービスが提供できないからです。パソコン向けの測定システムとは仕組みが違うため、ゼロから開発しないといけないのです。ここに我々が先行している優位性があります。

 ただ、それが圧倒的な競争優位になっているかというと、そこまでには至っていません。我々の強みはもっと違うところにあると思っています。

永禮(ながれ): といいますと?

増永: 技術以外の部分。例えば、営業担当者の気質といいますか、企業風土とか・・・ヒトが関わる部分でしょうか。

永禮: その点は、お伺いしたいことの1つなのですが、その前に、増永さんはどうしてこのモバイル広告というサービスに着目したんですか。

増永: 私は1999年、超就職氷河期と言われた時期に証券会社に入り、2000年には独立しました。当初、僕らが始めた事業は営業の支援サービスでした。当時のお客様の中にネット広告の販売会社があり、その会社のお手伝いを通じて、広告販売のノウハウを学びました。そして、2002年4月からインターネット広告代理店を始めたのです。

 市場が拡大していることもあり、2005年には人を大量に採用し始めたんです。ところが、順調に伸びてきたネット広告も競争が激しくなり、採用した人たちに任せる仕事がなくなってしまう状況になったんです。そこで、目についたのがモバイル広告でした。

 当初、モバイル広告市場はまだ小さいと言われていたし、我々もそう思っていました。ところが、実際に始めてみると、好調なんです。あれだけ当時、「モバイル、モバイル」と騒がれながら、本腰を入れて広告に取り組んでいる会社がほとんどなかったんですね。採用した中からモバイル広告部門に配属した6人は皆素人なのに、短期間で売り上げを上げていったんです。

 2004年12月期の売上高は3億8000万円だったのが、2005年期末時点で7億3000万円ぐらいになりました。その内訳はPC広告が約2億円に対してモバイルが5億円です。たった8カ月で素人たちが5億円を売り上げたのです。翌2006年には、自社開発のモバイル向けの効果測定システムを投入し、一気に売上高が17億円まで伸びました。

永禮: 順調ですね。

増永: きっかけは、採用した人たちの仕事を探そうという発想だったんですが、僕がモバイル広告をやれと指示したわけではないのです。現場から「そういえばこういうのが売れるかもね」「こういうのをやってみたい」という提案があったのです。それで「どうせならいきなり、モバイル広告をやろう」と。

「事業」ありきではなく、「経営」ありき

永禮: 増永さんが目指す方向性は、自著のタイトルにも掲げた「宇宙一愛される経営」ですよね。モバイル広告事業を通じた成長と一風変わった経営のスローガンは、どういうふうに増永さんの中では関連しているのですか。

コメント7件コメント/レビュー

私も氷河期時代の者で本当に酷い事言われ続けたので私は這い上がれない組の方なのですけど、その事を考えて新卒ばかり採用するのではなく寛大に採用する様にするともっと響きが良かったかも?何かの本で読んだのですけど、新しいアイデアと言うのはこの豊かの時代には無いと書いて有りました新しいアイデアは以前見た光景等頭の隅に残っていてそれが思い出されそれプラス思ってる事が閃きの様にアイデアとなって行くのだそうです。確かに斬新アイデアって有りますか?どれも似たり寄ったりのアイデアでしかないのでは? 斬新アイデアを見て見たいです。優秀な方より少しは外れた方の方が斬新アイデアが生まれるかも?ここ最近の学生の方は 優秀=金持ち 外れた方=苦労してる 苦労生活してる方の方が優れたアイデアが生まれるのでは?(2009/02/23)

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「競争率約1000倍 でも就職したい」の著者

永禮 弘之

永禮 弘之(ながれ・ひろゆき)

エレクセ・パートナーズ代表取締役

化学会社、外資系コンサルティング会社、衛星放送会社などを経験後、2008年にエレクセ・パートナーズを設立、現在に至る。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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私も氷河期時代の者で本当に酷い事言われ続けたので私は這い上がれない組の方なのですけど、その事を考えて新卒ばかり採用するのではなく寛大に採用する様にするともっと響きが良かったかも?何かの本で読んだのですけど、新しいアイデアと言うのはこの豊かの時代には無いと書いて有りました新しいアイデアは以前見た光景等頭の隅に残っていてそれが思い出されそれプラス思ってる事が閃きの様にアイデアとなって行くのだそうです。確かに斬新アイデアって有りますか?どれも似たり寄ったりのアイデアでしかないのでは? 斬新アイデアを見て見たいです。優秀な方より少しは外れた方の方が斬新アイデアが生まれるかも?ここ最近の学生の方は 優秀=金持ち 外れた方=苦労してる 苦労生活してる方の方が優れたアイデアが生まれるのでは?(2009/02/23)

自分がされて嫌なことは他人にもしたくない。けれども、行動は逆が多いですね。この会社の人の取り方は上手ですね。まず、人。誰だって認められたい。でも、期待に答えられる実力はない。差に悩むのですが、無理をしてもさらに悪い結果になるだけ。適当に頑張りたいものです。後輩に自分のことどう思っているかきくと、人間てなかなか変わらないなと回答をもらいました。変化なんてどちらに転んでも紙1枚の厚みもないですしね。転んで前に進めていたら得したと思います。(2009/02/23)

おっしゃていることは素晴らしいのですが、はたから見ると宗教がかっているようにも思えて、あまり関わりあいたくない会社ですね。まあ、うまく回っているのなら今のままのやり方で大きくしていけばいいと思いますが、ある時点で限界が来るのでは?(2009/02/23)

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ジェニー・ダロック 米ピーター・F・ドラッカー伊藤雅俊経営大学院学長