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【日本を救う小さなトップランナー】
大阪ウイントン(鳥害防止器具の製造・販売)

顧客の悩みにゼロから開発

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2009年3月2日(月)

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 世界に通じるモノ作り。本誌はこれまで高い技術と生産能力を持つ日本企業を多く描いてきた。その対象はトヨタ自動車やソニーといった大企業に限らない。規模が小さく、知名度が低くても、産業界に欠かせない製品や部品を作る中小企業が全国に数多くある。

 このシリーズでは本誌の人気コラム「小さなトップランナー」から優れたモノ作りの現場を紹介した記事を連続で取り上げる。
(注)内容はすべて雑誌掲載時のものです。

* * *

2007年8月27日号より

ビルや住宅の屋根などに鳥が止まらないようにする器具を独自に開発。
施工実績は5000件を数え、実害が出る前の建設段階での依頼も多い。
鳥の被害に悩む顧客の悩みをバネに、柔軟な発想で業容を拡大する。

(大豆生田 崇志)

 ハトなど鳥のフンの被害が深刻な鉄道の駅や住宅。人が多く集まる場所を汚すだけでなく、ウイルスや病原菌を運ぶ恐れもある。こうした鳥の被害に早くから着目し、鳥が屋根などに止まらないようにする器具の開発から設置までを手がけてきたのが大阪ウイントンだ。

周辺環境に応じて、5種類の鳥害防止器具を使い分ける杉本俊二社長

周辺環境に応じて、5種類の鳥害防止器具を使い分ける杉本俊二社長 (写真:今 紀之)

 1997年に竣工した京セラドーム大阪や、2005年9月に新装開店したそごう心斎橋本店、さらには大阪城まで、施工実績は全国で約5000件。現在では、ビルの建設段階から同社の鳥害防止器具を取りつける施設が多いという。

 大阪ウイントンは、もともとビルの空調ダクトの清掃業務を手がける会社として、杉本俊二社長の父親である杉本博昭会長が1983年に設立。大阪ウイントンは、空調の保守管理システムを開発した英ウイントングループの国内総発売元である日本ウイントン(東京都大田区)から、大阪府でのシステム使用権を譲り受けた地域販売店の1つだった。

 空調ダクトは、ビルの外から外気を取り入れる外壁の換気口につながる。換気口がついた外壁はへこんでいるため、鳥が止まって巣を作りやすい。巣を作ると、フンやゴミの混じった空気が建物内に進入する恐れがある。

鳥の巣に悩む顧客がヒント

 ある時、ダクト清掃を請け負っているビルの管理者から、換気口にある巣を取ってほしいと言われたので、足場を組んで除去した。しかし、作業を終えて2週間も経たないうちに、また鳥が巣を作ってしまい、再び鳥の巣を取り除かなければならないことがたびたびあった。そのうちに、同じように困っているビルが多いはずだと事業化を思い立った。

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